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【NIPT検査陽性判定後の不安に寄り添う】医師の9割以上が「一貫体制に意義がある」と回答。連携・安心・判断支援の価値とは
医療法人社団ミネルバ
医師の視点で見えた「患者の安心感を支える体制」、情報共有や地域連携の効果も注目ポイントに
医療法人社団ミネルバ(所在地:東京都港区、理事長:仲田 洋美)は、産婦人科医・小児科医を対象に、「NIPT検査陽性判定後の妊婦を支える一貫体制」に関する調査を実施しました。
NIPT検査(新型出生前診断)で陽性判定を受けた妊婦や家族は、確定検査に進むまでの期間に強い不安を抱える方も多いでしょう。
一方で、検査後の診療体制やサポートについては、現場によって対応に差があるのが実情です。
こうした状況の中で、NIPT検査から確定検査、そして産婦人科診療までを同じ施設で受けられる「ワンストップ体制」は、妊婦や家族にどのような安心感や価値をもたらすのでしょうか。
そこで今回、ミネルバクリニック(https://minerva-clinic.or.jp/minerva-lp/)を運営する医療法人社団ミネルバは、産婦人科医・小児科医を対象に、「NIPT検査陽性判定後の妊婦を支える一貫体制」に関する調査を実施しました。
調査概要:「NIPT検査陽性判定後の妊婦を支える一貫体制」に関する調査
【調査期間】2025年8月26日(火)~2025年8月28日(木)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,010人
【調査対象】調査回答時に産婦人科医・小児科医と回答したモニター
【調査元】医療法人社団ミネルバ ミネルバクリニック(https://minerva-clinic.or.jp/minerva-lp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
※この調査の内容は、あくまで産婦人科医・小児科医を対象にしたアンケート結果の紹介であり、効果や効能を実証するものではありません。
NIPT検査で陽性判定後、妊婦や家族が抱える不安とは?

はじめに、「NIPT検査で陽性判定が出たとき、妊婦や家族が不安に感じるのはどのような点だと思うか」と尋ねたところ、『結果が正しいかどうか(偽陽性・偽陰性の可能性)(53.3%)』と回答した方が最も多く、『胎児の健康状態や今後の見通しについて(45.3%)』『家族間での意見の相違への不安(33.7%)』となりました。
「検査結果の正確性(偽陽性・偽陰性の可能性)」をめぐる不安は、妊婦や家族の精神的ストレスの中核をなすようです。
これは、NIPT検査に対する医学的な理解の不足や情報提供体制の課題とも関係があると考えられます。
さらに、「胎児の健康状態や今後の見通し」や「家族間の意見の相違」も、不安の一因となっていることが示されました。
NIPT検査の結果(偽陽性・偽陰性の可能性)や今後の見通しなどへの不安が上位に挙がりましたが、その背景には、NIPT検査から確定検査までの期間に生じる精神的な負担も関係しているのではないでしょうか。

「NIPT検査で陽性判定が出てから確定検査を受けるまでの待機期間は、妊婦や家族の心理的負担になると思うか」と尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。
『非常に心理的負担になると思う(47.7%)』
『心理的負担になると思う(48.6%)』
『あまり心理的負担にはならないと思う(3.7%)』
実に9割以上の医師が「心理的負担になる」と回答しており、この待機期間の問題が浮き彫りになりました。
この結果から、医学的対応だけでなく、精神的ケア体制の整備も不可欠であることがうかがえます。
では、NIPT検査で陽性判定が出た際、妊婦や家族の不安を軽減するためにどのような要素が重要だと思うのでしょうか。
「NIPT検査で陽性判定が出た後、妊婦や家族の不安を軽減するために重要だと思う要素」について尋ねたところ、『NIPT検査後、確定検査までスムーズに進める体制が整っていること(49.7%)』が最も多く、『産婦人科診療とあわせて胎児の状態を確認できること(38.9%)』『結果や検査内容について正確な情報を提供すること(38.6%)』となりました。
妊婦や家族の不安を軽減する要素として、最も多く挙げられたのは「確定検査までスムーズに進める体制」であり、診療の流れの明確さが安心感につながることがうかがえます。
次いで、「産婦人科診療とあわせて胎児の状態を確認できること」や「正確な情報の提供」が選ばれており、医療体制と情報提供の両輪が不可欠であるといえるでしょう。
“検査から診療まで”を同じクリニックで受けられる一貫体制がもたらす安心感
そうした中で、検査から診療までを一貫して受けられる体制について、医師としてどのように受け止めているのでしょうか。

「NIPT検査で陽性判定が出た妊婦が、確定検査やその後の産婦人科診療を同じクリニックで受けられる体制について、どう感じるか」と尋ねたところ、9割以上が『非常に意義があると感じる(40.4%)』『意義があると感じる(55.3%)』と回答しました。
大多数が「意義がある」と回答し、一貫体制への高い支持が明らかとなりました。
これは、検査から診療までを同じクリニックで行うことによって、医療の継続性や信頼関係が保たれ、不安の軽減や判断のしやすさにつながると評価されている可能性があります。
実際に、一貫体制は妊婦や家族に具体的にどのようなメリットをもたらすと考えているのでしょうか。
ここからは、前の質問で『非常に意義があると感じる』『意義があると感じる』と回答した方にうかがいました。
「NIPT検査と陽性後の確定検査・産婦人科診療を同じクリニックで受けられる一貫体制は、妊婦や家族にどのようなメリットがあると思うか」と尋ねたところ、『確定検査までの流れがわかりやすい(48.0%)』『同じ医師やスタッフに継続的に診てもらえる安心感が得られる(47.7%)』『胎児の状態を確認しながら次のステップに進める(42.4%)』が上位になりました。
「確定検査までの流れのわかりやすさ」や「継続的な診療による安心感」が上位に挙がったことから、診療の一貫体制は妊婦や家族にとって大きなメリットがあることが示されました。
では、出産準備や出生後の支援に対してはどのような良い影響を与えると考えているのでしょうか。

「NIPT検査と陽性後の確定検査・産婦人科診療を同じクリニックで受けられる一貫体制は、出産準備や出生後の支援にどのような良い影響を与えると思うか」と尋ねたところ、『出生後の医療やケアにつながる情報共有がスムーズになる(51.7%)』『出産に向けた準備を計画的に進めやすくなる(48.6%)』『妊婦や家族の心理的な安心感につながる(36.5%)』が選ばれました。
出産後も見据えた支援の一貫体制が、医療現場で重視されていることがわかります。
安心感と情報共有の効率化が、妊婦や家族の負担を減らし、長期的なサポートに繋がる可能性が示されました。
一貫体制は妊婦への対応や地域医療にどう影響する?
次に、一貫体制が整うことで妊婦や家族への対応がどのように変化すると思うか、引き続き『非常に意義があると感じる』『意義があると感じる』と回答した方にうかがいました。

「NIPT検査と陽性後の確定検査・産婦人科診療を同じクリニックで受けられる一貫体制が整うことで、妊婦や家族への対応はどのように変化すると思うか」と尋ねたところ、『確定検査への案内がスムーズになる(49.0%)』という回答が最多になり、『陽性判定後の説明やカウンセリングがより丁寧にできるようになる(45.6%)』『妊婦や家族の心理的負担を軽減できる(41.6%)』となりました。
「確定検査への案内がスムーズになる」や「説明・カウンセリングの丁寧さが向上する」が上位に挙がっており、一貫体制によって対応の質と効率の両面が改善されると期待されていることがわかります。
また、「心理的負担の軽減」や「家族との対話のしやすさ」も重視されており、医療だけでなく、周囲との関係性を支える視点も含まれているようです。
さらに、一貫体制が地域の医療機関や他の施設との連携においてどのような効果をもたらすかについても聞きました。

「NIPT検査と陽性後の確定検査・産婦人科診療を同じクリニックで受けられる一貫体制は、地域医療や他施設との連携において有効だと思うか」について尋ねたところ、9割以上が『非常に有効だと思う(43.4%)』『有効だと思う(52.1%)』と回答しました。
大多数の医師が、地域医療や他施設との連携においても一貫体制は有効だと捉えているようですが、そう思う理由とは何なのでしょうか。
前の質問で『非常に有効だと思う』『有効だと思う』と回答した方に、「有効だと思う理由として、当てはまるもの」について尋ねたところ、『地域の産婦人科や小児科への紹介・逆紹介がスムーズになるから(55.6%)』『検査から診療までの情報が一元化され、他施設に共有しやすいから(43.9%)』『妊婦や家族への説明内容を統一できるから(43.3%)』が上位になりました。
「紹介・逆紹介のスムーズさ」や「情報の一元化・共有のしやすさ」が上位に挙がっており、一貫体制が地域医療との連携にも大きな利点をもたらすと評価されています。
また、「説明内容の統一」や「支援情報の早期共有」も挙げられており、複数の医療機関が関与する中でも、妊婦や家族にとって一貫したサポートが受けられる環境整備が求められていることがうかがえます。
最後に、NIPT検査と陽性後の確定検査・産婦人科診療を同じクリニックで受けられる一貫体制に、期待することを聞きました。
■医師が一貫体制に期待することについて
・国との連携と国際的な支援(20代/男性/小児科医)
・今後こういった取り組みが進んでいくことで、妊娠に前向きになる女性が増えてほしいと思う(40代/女性/産婦人科医)
・一貫性、ミスが少なくなる(40代/男性/産婦人科医)
・効率的な医療の提供(50代/男性/産婦人科医)
・受診の簡便性(50代/男性/産婦人科医)
一貫体制に対して、医療の質と実務的な円滑さなどを期待する声が寄せられました。
また、「国・国際的な支援との連携」など、制度や社会的支援にまで期待が広がっており、現場の医師は医療の精度向上とともに、より持続可能で利用しやすい体制を望んでいることがうかがえました。
まとめ:NIPT検査陽性判定後の「不安」に寄り添う、継続支援の必要性が明らかに
今回の調査で、NIPT検査陽性判定後の妊婦や家族にとって、「検査結果の正確性(偽陽性・偽陰性の可能性)」「胎児の健康状態や今後の見通し」「家族間での意見の相違」といった不安が大きな課題であることが明らかとなりました。
陽性判定が出てから確定検査を受けるまでの待機期間は、9割を超える医師が「心理的負担になる」と考えており、迅速かつ継続的な対応体制の整備が必要であることが示されています。
そのような中で、9割以上の医師が「同じクリニックでの確定検査・診療の一貫体制」に意義を感じており、出産準備や出生後の支援にも良い影響を与えるとの見解が多数を占めています。
理由としては、「スムーズな診療体制」「産婦人科診療とあわせて胎児の状態を確認できる」「正確な情報の提供」など、一貫した診療体制が妊婦や家族の不安軽減につながるとの声が挙げられ、医療現場における包括的アプローチの重要性が浮き彫りになりました。
さらに、地域医療や他施設との連携においても一貫体制は高く評価されており、紹介や情報共有のスムーズさが、今後の医療提供体制全体の向上に貢献する可能性があることがわかりました。
妊婦や家族が直面する多面的な課題に応えるためには、医療機関が診断から出産後支援に至るまで、一貫した体制と情報共有の仕組みを整えることが不可欠であるといえるでしょう。
安心安全の出産に向けて“NIPT”を受けるなら『ミネルバクリニック』!

今回、「NIPT検査陽性判定後の妊婦を支える一貫体制」に関する調査を実施した医療法人社団ミネルバは、ミネルバクリニック(https://lp.minerva-clinic.or.jp/minerva-lp/)を運営しています。
【ミネルバクリニック、産婦人科を併設した新体制を開始】
2025年6月、遺伝子診療専門クリニックとして多くの妊婦さんに寄り添ってきたミネルバクリニックは、産婦人科を併設し、妊婦さんが安心して検査と診療を受けられる新体制をスタートいたしました。
胎児の健康状態を高精度で確認できる検査を、産婦人科と連携した体制で提供できるようになります。
▼NIPT陽性判定後の「確定検査」もミネルバクリニックで対応可能に
今回の産婦人科併設により、NIPT(新型出生前診断)で陽性となった妊婦さんに対し、絨毛検査・羊水検査といった確定的診断をミネルバクリニック内で実施できるようになりました。
これにより、検査後の不安な待機期間を最小限にとどめ、妊婦さんに寄り添った継続的サポートが可能となります。
・日本唯一の3つの難関専門資格*を持つ遺伝専門医・仲田院長による個別カウンセリング
*日本内科学会認定総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医(2025年08月20日ミネルバクリニック調べ)
・6~8週での早期NIPTに臨床研究として対応。初期に決断したいというニーズに専門医がお応えしています
・妊婦さんの「わからない」「こわい」を一つずつ丁寧に解消します
・FDA承認・CEマーク取得の検査装置を用い、近年実用化された新技術検査手法を実現
・万が一の陽性結果でも、同一施設内で確定検査までワンストップ対応
・オンライン診療も対応。全国どこからでもご相談・受検可能
詳細はこちら
■ミネルバクリニックとは
ミネルバクリニックは、内科専門医・がん薬物療法専門医・臨床遺伝専門医の3つの資格を持つ日本で唯一の医師である院長仲田が患者様の気持ちに寄り添って診療するクリニックです。
2014年12月に全国初*の遺伝子検査外来を臨床遺伝専門医が開業したゲノム診療のリーディングカンパニーでもあります。
院長は、臨床遺伝専門医・がん薬物療法専門医(腫瘍内科の専門医)をダブルで持つという世界的にもまれな専門医であることが高く評価され、世界の遺伝子検査のリーディングカンパニーと契約していただいております。
※2024年6月19日ミネルバクリニック調べ
■NIPT(新型出生前診断)とは
妊婦さんの血液中に含まれる胎児のDNA断片を分析し、胎児に起こりうる染色体の数や構造の異常による疾患や、遺伝子変異による疾患の可能性(陽性、陰性、判定保留)を調べることができる検査です。
従来の非確定的検査(胎児ドックやコンバインドPLUS検査)は、早くても妊娠11週以降でないと受けることができませんでした。
NIPTには妊娠初期ほど検出率がより高いという特徴があり、検査の対象は妊娠9週~15週くらいまでで、妊娠初期に受けることが大切です。
ミネルバクリニックでは妊娠6週からNIPTの受検が可能となっています。
また、NIPTは非確定診断ですが、母体の血液のみを用いて検査できることが特徴です。
確定診断の羊水検査とは異なり、お腹に針を刺す必要がありませんので、検査を原因とした流産などのリスクを避けられるのがNIPTの良さです。
・詳細はこちら:https://minerva-clinic.or.jp/nipt/
■ミネルバ独自のNIPTで分かること
NIPT(新型出生前診断)で分かることは、染色体の数の異常により起こる疾患や、染色体の構造の異常により起こる疾患、遺伝子変異により起こる胎児の疾患の可能性です。
具体的には以下が分かります。
・常染色体劣性やX染色体に関連する一部の疾患
※NIPTで調べられる疾患は一部であるため、100種類以上の重篤な遺伝性疾患を確認したい場合には
「保因者検査」をおすすめします。
・150以上の常染色体優性の重篤な疾患
※当院では現在1/60の陽性率、男性の年齢とともに増える
・4つの常染色体劣性の重篤な疾患
※1/28で保因している先天性難聴遺伝子GJB2もカバー
・赤ちゃんの先天異常(染色体疾患)
※1/3が染色体疾患でその99.1%が検出可能
・赤ちゃんの先天異常(遺伝子疾患)
※1/6が遺伝子疾患で大部分が検出可能
■ミネルバクリニックが選ばれる理由
1.日本で唯一のスーパーNIPT・デノボ検査といった高精度で幅広い疾患を検出するNIPTも可能(デノボの陽性的中率・陰性的中率ともに100%)
ミネルバクリニックの2024年7月から品質が向上した新世代COATE法によるNIPTでは、先天異常の3位を占める微小欠失症候群の陽性的中率が>99.9%と、これまでの当社採用の検査の70%台から飛躍的に高まりました。
新世代COATE法について
2.検査前に赤ちゃんの様子を確認できる超高性能4Dエコーを完備
3.偽陰性や判定保留0件で安心 ※現時点
4.日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会認定の臨床遺伝専門医による、ひとりひとりに寄り添った遺伝カウンセリング
5.安心のフォロー・サポート体制(陽性時のカウンセリングは何度でも無料)
オンライン診療の予約はこちら
■ミネルバクリニック
https://minerva-clinic.or.jp/
https://minerva-clinic.or.jp/nipt/
https://lp.minerva-clinic.or.jp/minerva-lp/
■お問い合わせURL:https://minerva-clinic.or.jp/contact/
■お問い合わせTEL:03-3478-3768
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医師の視点で見えた「患者の安心感を支える体制」、情報共有や地域連携の効果も注目ポイントに
医療法人社団ミネルバ(所在地:東京都港区、理事長:仲田 洋美)は、産婦人科医・小児科医を対象に、「NIPT検査陽性判定後の妊婦を支える一貫体制」に関する調査を実施しました。
NIPT検査(新型出生前診断)で陽性判定を受けた妊婦や家族は、確定検査に進むまでの期間に強い不安を抱える方も多いでしょう。
一方で、検査後の診療体制やサポートについては、現場によって対応に差があるのが実情です。
こうした状況の中で、NIPT検査から確定検査、そして産婦人科診療までを同じ施設で受けられる「ワンストップ体制」は、妊婦や家族にどのような安心感や価値をもたらすのでしょうか。
そこで今回、ミネルバクリニック(https://minerva-clinic.or.jp/minerva-lp/)を運営する医療法人社団ミネルバは、産婦人科医・小児科医を対象に、「NIPT検査陽性判定後の妊婦を支える一貫体制」に関する調査を実施しました。
調査概要:「NIPT検査陽性判定後の妊婦を支える一貫体制」に関する調査
【調査期間】2025年8月26日(火)~2025年8月28日(木)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,010人
【調査対象】調査回答時に産婦人科医・小児科医と回答したモニター
【調査元】医療法人社団ミネルバ ミネルバクリニック(https://minerva-clinic.or.jp/minerva-lp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
※この調査の内容は、あくまで産婦人科医・小児科医を対象にしたアンケート結果の紹介であり、効果や効能を実証するものではありません。
NIPT検査で陽性判定後、妊婦や家族が抱える不安とは?

はじめに、「NIPT検査で陽性判定が出たとき、妊婦や家族が不安に感じるのはどのような点だと思うか」と尋ねたところ、『結果が正しいかどうか(偽陽性・偽陰性の可能性)(53.3%)』と回答した方が最も多く、『胎児の健康状態や今後の見通しについて(45.3%)』『家族間での意見の相違への不安(33.7%)』となりました。
「検査結果の正確性(偽陽性・偽陰性の可能性)」をめぐる不安は、妊婦や家族の精神的ストレスの中核をなすようです。
これは、NIPT検査に対する医学的な理解の不足や情報提供体制の課題とも関係があると考えられます。
さらに、「胎児の健康状態や今後の見通し」や「家族間の意見の相違」も、不安の一因となっていることが示されました。
NIPT検査の結果(偽陽性・偽陰性の可能性)や今後の見通しなどへの不安が上位に挙がりましたが、その背景には、NIPT検査から確定検査までの期間に生じる精神的な負担も関係しているのではないでしょうか。

「NIPT検査で陽性判定が出てから確定検査を受けるまでの待機期間は、妊婦や家族の心理的負担になると思うか」と尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。
『非常に心理的負担になると思う(47.7%)』
『心理的負担になると思う(48.6%)』
『あまり心理的負担にはならないと思う(3.7%)』
実に9割以上の医師が「心理的負担になる」と回答しており、この待機期間の問題が浮き彫りになりました。
この結果から、医学的対応だけでなく、精神的ケア体制の整備も不可欠であることがうかがえます。
では、NIPT検査で陽性判定が出た際、妊婦や家族の不安を軽減するためにどのような要素が重要だと思うのでしょうか。
「NIPT検査で陽性判定が出た後、妊婦や家族の不安を軽減するために重要だと思う要素」について尋ねたところ、『NIPT検査後、確定検査までスムーズに進める体制が整っていること(49.7%)』が最も多く、『産婦人科診療とあわせて胎児の状態を確認できること(38.9%)』『結果や検査内容について正確な情報を提供すること(38.6%)』となりました。
妊婦や家族の不安を軽減する要素として、最も多く挙げられたのは「確定検査までスムーズに進める体制」であり、診療の流れの明確さが安心感につながることがうかがえます。
次いで、「産婦人科診療とあわせて胎児の状態を確認できること」や「正確な情報の提供」が選ばれており、医療体制と情報提供の両輪が不可欠であるといえるでしょう。
“検査から診療まで”を同じクリニックで受けられる一貫体制がもたらす安心感
そうした中で、検査から診療までを一貫して受けられる体制について、医師としてどのように受け止めているのでしょうか。

「NIPT検査で陽性判定が出た妊婦が、確定検査やその後の産婦人科診療を同じクリニックで受けられる体制について、どう感じるか」と尋ねたところ、9割以上が『非常に意義があると感じる(40.4%)』『意義があると感じる(55.3%)』と回答しました。
大多数が「意義がある」と回答し、一貫体制への高い支持が明らかとなりました。
これは、検査から診療までを同じクリニックで行うことによって、医療の継続性や信頼関係が保たれ、不安の軽減や判断のしやすさにつながると評価されている可能性があります。
実際に、一貫体制は妊婦や家族に具体的にどのようなメリットをもたらすと考えているのでしょうか。
ここからは、前の質問で『非常に意義があると感じる』『意義があると感じる』と回答した方にうかがいました。
「NIPT検査と陽性後の確定検査・産婦人科診療を同じクリニックで受けられる一貫体制は、妊婦や家族にどのようなメリットがあると思うか」と尋ねたところ、『確定検査までの流れがわかりやすい(48.0%)』『同じ医師やスタッフに継続的に診てもらえる安心感が得られる(47.7%)』『胎児の状態を確認しながら次のステップに進める(42.4%)』が上位になりました。
「確定検査までの流れのわかりやすさ」や「継続的な診療による安心感」が上位に挙がったことから、診療の一貫体制は妊婦や家族にとって大きなメリットがあることが示されました。
では、出産準備や出生後の支援に対してはどのような良い影響を与えると考えているのでしょうか。

「NIPT検査と陽性後の確定検査・産婦人科診療を同じクリニックで受けられる一貫体制は、出産準備や出生後の支援にどのような良い影響を与えると思うか」と尋ねたところ、『出生後の医療やケアにつながる情報共有がスムーズになる(51.7%)』『出産に向けた準備を計画的に進めやすくなる(48.6%)』『妊婦や家族の心理的な安心感につながる(36.5%)』が選ばれました。
出産後も見据えた支援の一貫体制が、医療現場で重視されていることがわかります。
安心感と情報共有の効率化が、妊婦や家族の負担を減らし、長期的なサポートに繋がる可能性が示されました。
一貫体制は妊婦への対応や地域医療にどう影響する?
次に、一貫体制が整うことで妊婦や家族への対応がどのように変化すると思うか、引き続き『非常に意義があると感じる』『意義があると感じる』と回答した方にうかがいました。

「NIPT検査と陽性後の確定検査・産婦人科診療を同じクリニックで受けられる一貫体制が整うことで、妊婦や家族への対応はどのように変化すると思うか」と尋ねたところ、『確定検査への案内がスムーズになる(49.0%)』という回答が最多になり、『陽性判定後の説明やカウンセリングがより丁寧にできるようになる(45.6%)』『妊婦や家族の心理的負担を軽減できる(41.6%)』となりました。
「確定検査への案内がスムーズになる」や「説明・カウンセリングの丁寧さが向上する」が上位に挙がっており、一貫体制によって対応の質と効率の両面が改善されると期待されていることがわかります。
また、「心理的負担の軽減」や「家族との対話のしやすさ」も重視されており、医療だけでなく、周囲との関係性を支える視点も含まれているようです。
さらに、一貫体制が地域の医療機関や他の施設との連携においてどのような効果をもたらすかについても聞きました。

「NIPT検査と陽性後の確定検査・産婦人科診療を同じクリニックで受けられる一貫体制は、地域医療や他施設との連携において有効だと思うか」について尋ねたところ、9割以上が『非常に有効だと思う(43.4%)』『有効だと思う(52.1%)』と回答しました。
大多数の医師が、地域医療や他施設との連携においても一貫体制は有効だと捉えているようですが、そう思う理由とは何なのでしょうか。
前の質問で『非常に有効だと思う』『有効だと思う』と回答した方に、「有効だと思う理由として、当てはまるもの」について尋ねたところ、『地域の産婦人科や小児科への紹介・逆紹介がスムーズになるから(55.6%)』『検査から診療までの情報が一元化され、他施設に共有しやすいから(43.9%)』『妊婦や家族への説明内容を統一できるから(43.3%)』が上位になりました。
「紹介・逆紹介のスムーズさ」や「情報の一元化・共有のしやすさ」が上位に挙がっており、一貫体制が地域医療との連携にも大きな利点をもたらすと評価されています。
また、「説明内容の統一」や「支援情報の早期共有」も挙げられており、複数の医療機関が関与する中でも、妊婦や家族にとって一貫したサポートが受けられる環境整備が求められていることがうかがえます。
最後に、NIPT検査と陽性後の確定検査・産婦人科診療を同じクリニックで受けられる一貫体制に、期待することを聞きました。
■医師が一貫体制に期待することについて
・国との連携と国際的な支援(20代/男性/小児科医)
・今後こういった取り組みが進んでいくことで、妊娠に前向きになる女性が増えてほしいと思う(40代/女性/産婦人科医)
・一貫性、ミスが少なくなる(40代/男性/産婦人科医)
・効率的な医療の提供(50代/男性/産婦人科医)
・受診の簡便性(50代/男性/産婦人科医)
一貫体制に対して、医療の質と実務的な円滑さなどを期待する声が寄せられました。
また、「国・国際的な支援との連携」など、制度や社会的支援にまで期待が広がっており、現場の医師は医療の精度向上とともに、より持続可能で利用しやすい体制を望んでいることがうかがえました。
まとめ:NIPT検査陽性判定後の「不安」に寄り添う、継続支援の必要性が明らかに
今回の調査で、NIPT検査陽性判定後の妊婦や家族にとって、「検査結果の正確性(偽陽性・偽陰性の可能性)」「胎児の健康状態や今後の見通し」「家族間での意見の相違」といった不安が大きな課題であることが明らかとなりました。
陽性判定が出てから確定検査を受けるまでの待機期間は、9割を超える医師が「心理的負担になる」と考えており、迅速かつ継続的な対応体制の整備が必要であることが示されています。
そのような中で、9割以上の医師が「同じクリニックでの確定検査・診療の一貫体制」に意義を感じており、出産準備や出生後の支援にも良い影響を与えるとの見解が多数を占めています。
理由としては、「スムーズな診療体制」「産婦人科診療とあわせて胎児の状態を確認できる」「正確な情報の提供」など、一貫した診療体制が妊婦や家族の不安軽減につながるとの声が挙げられ、医療現場における包括的アプローチの重要性が浮き彫りになりました。
さらに、地域医療や他施設との連携においても一貫体制は高く評価されており、紹介や情報共有のスムーズさが、今後の医療提供体制全体の向上に貢献する可能性があることがわかりました。
妊婦や家族が直面する多面的な課題に応えるためには、医療機関が診断から出産後支援に至るまで、一貫した体制と情報共有の仕組みを整えることが不可欠であるといえるでしょう。
安心安全の出産に向けて“NIPT”を受けるなら『ミネルバクリニック』!

今回、「NIPT検査陽性判定後の妊婦を支える一貫体制」に関する調査を実施した医療法人社団ミネルバは、ミネルバクリニック(https://lp.minerva-clinic.or.jp/minerva-lp/)を運営しています。
【ミネルバクリニック、産婦人科を併設した新体制を開始】
2025年6月、遺伝子診療専門クリニックとして多くの妊婦さんに寄り添ってきたミネルバクリニックは、産婦人科を併設し、妊婦さんが安心して検査と診療を受けられる新体制をスタートいたしました。
胎児の健康状態を高精度で確認できる検査を、産婦人科と連携した体制で提供できるようになります。
▼NIPT陽性判定後の「確定検査」もミネルバクリニックで対応可能に
今回の産婦人科併設により、NIPT(新型出生前診断)で陽性となった妊婦さんに対し、絨毛検査・羊水検査といった確定的診断をミネルバクリニック内で実施できるようになりました。
これにより、検査後の不安な待機期間を最小限にとどめ、妊婦さんに寄り添った継続的サポートが可能となります。
・日本唯一の3つの難関専門資格*を持つ遺伝専門医・仲田院長による個別カウンセリング
*日本内科学会認定総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医(2025年08月20日ミネルバクリニック調べ)
・6~8週での早期NIPTに臨床研究として対応。初期に決断したいというニーズに専門医がお応えしています
・妊婦さんの「わからない」「こわい」を一つずつ丁寧に解消します
・FDA承認・CEマーク取得の検査装置を用い、近年実用化された新技術検査手法を実現
・万が一の陽性結果でも、同一施設内で確定検査までワンストップ対応
・オンライン診療も対応。全国どこからでもご相談・受検可能
詳細はこちら
■ミネルバクリニックとは
ミネルバクリニックは、内科専門医・がん薬物療法専門医・臨床遺伝専門医の3つの資格を持つ日本で唯一の医師である院長仲田が患者様の気持ちに寄り添って診療するクリニックです。
2014年12月に全国初*の遺伝子検査外来を臨床遺伝専門医が開業したゲノム診療のリーディングカンパニーでもあります。
院長は、臨床遺伝専門医・がん薬物療法専門医(腫瘍内科の専門医)をダブルで持つという世界的にもまれな専門医であることが高く評価され、世界の遺伝子検査のリーディングカンパニーと契約していただいております。
※2024年6月19日ミネルバクリニック調べ
■NIPT(新型出生前診断)とは
妊婦さんの血液中に含まれる胎児のDNA断片を分析し、胎児に起こりうる染色体の数や構造の異常による疾患や、遺伝子変異による疾患の可能性(陽性、陰性、判定保留)を調べることができる検査です。
従来の非確定的検査(胎児ドックやコンバインドPLUS検査)は、早くても妊娠11週以降でないと受けることができませんでした。
NIPTには妊娠初期ほど検出率がより高いという特徴があり、検査の対象は妊娠9週~15週くらいまでで、妊娠初期に受けることが大切です。
ミネルバクリニックでは妊娠6週からNIPTの受検が可能となっています。
また、NIPTは非確定診断ですが、母体の血液のみを用いて検査できることが特徴です。
確定診断の羊水検査とは異なり、お腹に針を刺す必要がありませんので、検査を原因とした流産などのリスクを避けられるのがNIPTの良さです。
・詳細はこちら:https://minerva-clinic.or.jp/nipt/
■ミネルバ独自のNIPTで分かること
NIPT(新型出生前診断)で分かることは、染色体の数の異常により起こる疾患や、染色体の構造の異常により起こる疾患、遺伝子変異により起こる胎児の疾患の可能性です。
具体的には以下が分かります。
・常染色体劣性やX染色体に関連する一部の疾患
※NIPTで調べられる疾患は一部であるため、100種類以上の重篤な遺伝性疾患を確認したい場合には
「保因者検査」をおすすめします。
・150以上の常染色体優性の重篤な疾患
※当院では現在1/60の陽性率、男性の年齢とともに増える
・4つの常染色体劣性の重篤な疾患
※1/28で保因している先天性難聴遺伝子GJB2もカバー
・赤ちゃんの先天異常(染色体疾患)
※1/3が染色体疾患でその99.1%が検出可能
・赤ちゃんの先天異常(遺伝子疾患)
※1/6が遺伝子疾患で大部分が検出可能
■ミネルバクリニックが選ばれる理由
1.日本で唯一のスーパーNIPT・デノボ検査といった高精度で幅広い疾患を検出するNIPTも可能(デノボの陽性的中率・陰性的中率ともに100%)
ミネルバクリニックの2024年7月から品質が向上した新世代COATE法によるNIPTでは、先天異常の3位を占める微小欠失症候群の陽性的中率が>99.9%と、これまでの当社採用の検査の70%台から飛躍的に高まりました。
新世代COATE法について
2.検査前に赤ちゃんの様子を確認できる超高性能4Dエコーを完備
3.偽陰性や判定保留0件で安心 ※現時点
4.日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会認定の臨床遺伝専門医による、ひとりひとりに寄り添った遺伝カウンセリング
5.安心のフォロー・サポート体制(陽性時のカウンセリングは何度でも無料)
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■ミネルバクリニック
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■お問い合わせTEL:03-3478-3768
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