8月の中国住宅、下落都市8割

【北京共同】中国国家統計局が15日発表した8月の新築住宅価格指数は、主要70都市のうち約8割に当たる57都市が前月と比べて下落した。市場の需給をより反映しやすい中古住宅は69都市で下落した。
購入規制の緩和などを通じて各地方政府は需要喚起を図るが、長期化する市場の低迷から抜け出せずにいる。
新築の指数が上昇したのは上海、浙江省杭州など9都市で、前月から3都市増えた。福建省福州など4都市が横ばいだった。下落は3都市減った。
中古は吉林省長春を除く全都市で値下がりした。下落は前月より1都市増えた。
(共同)