ロンドン市長を世界最悪と酷評

【ロンドン共同】国賓訪英を終えたトランプ米大統領は18日、ロンドンのカーン市長を「世界最悪の市長の一人だ」と酷評した。チャールズ国王主催の17日の晩さん会に「彼を招待しないよう頼んだ」とも述べた。米国に向かう大統領専用機中で記者団に語った。
カーン氏はイスラム教徒で、スターマー首相率いる労働党に所属。差別的な政策を推進するトランプ氏と批判の応酬を繰り広げたことがあり不仲で知られる。トランプ氏は7月下旬に訪英した際も、カーン氏は「嫌なやつ」「ひどい仕事ぶりだ」などとこき下ろしていた。
トランプ氏は、カーン氏は晩さん会に出席したかったが「私がそれを望まなかった」と主張。
(共同)