女子やり投げ、日本勢は「全滅」

陸上の世界選手権東京大会第7日は19日、国立競技場で行われ、女子やり投げ予選は、昨夏のパリ五輪覇者で大会2連覇を狙った北口榛花(JAL)が60メートル38の全体14位となり、12人で争う決勝に進めなかった。上田百寧(ゼンリン)は60メートル49の同13位、武本紗栄(オリコ)は55メートル11の同30位で落選。
200メートル決勝の男子はノア・ライルズ(米国)が19秒52で4連覇。女子はメリッサ・ジェファーソンウッデン(米国)が21秒68で1位となり、100メートルと合わせた2冠に輝いた。女子の100メートルと200メートルの2冠は2013年大会のシェリーアン・フレーザープライス(ジャマイカ)以来。
400メートル障害決勝の男子はパリ五輪王者のライ・ベンジャミン(米国)が優勝し、女子はフェムケ・ボル(オランダ)が2連覇。男子三段跳び決勝は東京五輪覇者のペドロ・ピチャルド(ポルトガル)が制した。
男子5000メートルの森凪也(ホンダ)は予選落ちした。
(共同)