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激しい応酬、会場熱気 古河提灯竿もみまつり

激しく提灯をぶつけ合った「古河提灯竿もみまつり」=古河市本町、鹿嶋栄寿撮影
激しく提灯をぶつけ合った「古河提灯竿もみまつり」=古河市本町、鹿嶋栄寿撮影


竹竿(ざお)の先に付けた提灯(ちょうちん)の明かりを消し合う「第159回古河提灯竿もみまつり」(古河市観光協会主催)が7日夜、同市本町のJR古河駅西口前の特設会場で開かれた。体と提灯をぶつけ合う雄姿に観衆が声援を飛ばし、会場は冬の寒さを吹き飛ばすほどの熱気に包まれた。

子ども部門14団体、大人部門14団体の約1100人が参加。矢来(やらい)と呼ばれる高さ約13メートルの木組みの囲いの中で、「そーれ」と気合を入れて一斉に提灯をぶつけ合った。提灯はガツンと音を立て、中には和紙がぼろぼろになったり煙を上げて燃えたりする姿も。見守った観衆は激しい応酬に「おおっ」と歓声を上げた。

初めて参加した古河二小4年、小林由真さん(9)は「提灯をぶつけることができて楽しかった」と満喫した様子。毎年見に来るという同市諸川、佐藤あや子さんは「古河の風物詩。これがないと今年が終わらない」とまつりを楽しんでいた。(溝口正則)



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