フードバンク理事長 食品寄付の現状語る 24日に講演会 茨城・水戸

みと・まち・情報館にも「きずなBOX」を設置しているNPO法人フードバンク茨城理事長の大野覚さん=水戸市南町
みと・まち・情報館にも「きずなBOX」を設置しているNPO法人フードバンク茨城理事長の大野覚さん=水戸市南町


食品ロスと貧困の課題解決に取り組むNPO法人フードバンク茨城(本部・茨城県牛久市)の大野覚理事長によるミニ講演会が24日午後1時半から、同県水戸市南町2丁目の茨城新聞みと・まち・情報館(水戸証券ビル1階)で開かれる。

フードバンクは、食べられるのに廃棄されてしまう食品を、企業、生産者、市民などから寄付してもらい、生活困窮者やひとり親の子らを支援する団体、子ども食堂などに届ける活動。

フードバンク茨城は、誰もが気軽に食べものを寄付できるようにと、県内210カ所余りに食べものの募金箱「きずなBOX」を設置している。みと・まち・情報館も、設置場所の一つ。

大野理事長は「食べものと人の命をつなぐ活動。ニーズは高まっているが、一方で、物価高騰もあって食べものが集まりづらくなっている。多くの人に現状を知ってもらえたら」と来館を呼びかけている。

参加無料。定員20人。要予約(先着順)。申し込み、問い合わせは同情報館(電)029(306)9500(平日午前10時~午後5時)。



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