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インスタ活用、販路拡大支援 つくばのリグレース 企業のマーケティング戦略後押し 母親たちの雇用創出も 茨城

出来栄えを確認し、修正点などの打ち合わせをする本郷理絵代表(中央)=つくば市内
出来栄えを確認し、修正点などの打ち合わせをする本郷理絵代表(中央)=つくば市内


茨城県内企業の販路拡大を支援しようと、交流サイト(SNS)を活用したマーケティング支援を行う「RIGRACE(リグレース)」(同県つくば市)は、新たにインスタグラムを活用した支援に乗り出した。インスタグラムへの投稿を請け負うだけでなく、認知度拡大や集客を支援し、マーケティング戦略を後押しする。子育て中の働き方に悩む母親たちの雇用創出にもつなげたい考えだ。

同社の本郷理絵代表(38)は同県常総市出身で3児の母。会社員の夫の転勤に伴い、大阪や米国で生活してきた。「(転勤先で)人や地域のつながりを実感してきた。今度は地元に貢献したい」と、昨年11月に会社を設立した。

同社は7月末から、新事業の提供を開始。本郷代表は「企業にとってインスタグラムなどは一投稿、一投稿が広告になる」とした上で、東京や大阪の企業を計30社支援してきた経験から、「(茨城を含め)地方はそのノウハウを持っている会社が少ない」と、課題を指摘する。

同社が支援するのは①各社に合ったインスタグラム運用の提案②企業の強みが伝わるコンテンツの作成③専任担当者による戦略設計から投稿、改善提案までの一貫支援-の三つ。本郷代表が依頼を受けた会社に自ら出向き、動画撮影やインタビューを実施。その後は業務委託のスタッフが編集や投稿をする。

編集作業は在宅でできるため、スタッフは全国各地に住む子育て中の母親が中心。その一人、2児の母で東京都在住の杉崎智子さん(39)は、「自分のペースで働くことができ、会社員のように時間の縛りがない」と利点を挙げる。同社はサービス提供開始に伴い、今後も人材を増やしていく考え。

同社は年内に県内50社からの受注を目標に掲げる。本郷代表は「(企業だけでなく)地方の人口を増やせるよう、自治体とも今後連携し、SNSで地域の魅力を発信していきたい」と熱い思いを語る。



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