茨城県知事選 投票率ワースト5位 前回を1.50ポイント下回る


茨城県知事選の投票率は33.52%で、前回(2021年)の35.02%を1.50ポイント下回った。戦後の公選制導入後に実施された21回の知事選のうち、過去5番目に低い結果となった。1975年以降、衆院選と重なった2005年と09年を除き、投票率の低迷が続いている。
県選挙管理委員会によると、当日有権者数は234万2787人。このうち78万5394人が投票し、155万7393人が投票の権利を行使しなかった。
市町村別最高は、市長選が重なった行方市で63.54%、同じく村長選が行われた東海村で47.32%、大子町で46.25%と続いた。一方、最も低かったのは古河市で25.24%、神栖市で27.51%、境町で27.86%と続いた。
地域別の投票率で、市合計は33.34%、町村の合計は35.40%だった。県北・県央地域で高く、県南・県西地域で低い傾向となった。
期日前は36万人
期日前投票者数は36万1478人で、1日現在の選挙人名簿登録者数に占める割合(期日前投票率)は15.29%だった。前回の13.70%を1.59ポイント上回った。
市町村別で最も高いのは行方市の32.16%で、大子町が25.64%、常陸太田市が24.65%と続いた。最低は河内町の9.81%だった。