梨のスイーツ2種販売開始 小美玉の公社 地元で取れた「幸水」使用 茨城


茨城県小美玉市山野の小美玉ふるさと食品公社(木村智信社長)は、今年収穫されたナシを使った「おみたまのなしソフトクリーム」「梨のパンナコッタ」の2種類のスイーツの販売を始めた。価格はソフトクリームが400円、パンナコッタが350円。
昨年好評だったソフトクリームは、地元の新鮮な生乳にピューレ状にしたナシを30%配合し果物本来の風味を味わえるのが特長。新発売のパンナコッタは、同社製造のヨーグルトとナシを混ぜ込み、その上にナシのピューレを載せた2層構造。ともに8月に市内で収穫された「幸水」が使用されている。
サイズや見た目が市場の基準に満たさず廃棄されてしまうナシを有効活用するため、市農政課からの相談をきっかけに開発された。
ソフトクリームは空のえき「そ・ら・ら」(同市山野)内の同社直売店と花木センター店(同市部室)の2店舗、パンナコッタは「そ・ら・ら」内の「カフェおみるく」で10月上旬まで販売する。