overlaylist; ?>


次の記事:住宅から大型鳥「エミュー」逃げる 茨城・取手 

経済波及効果5.5億円 24年度、茨城県内ロケ支援 観光誘客の促進目指す

行方市内で行われた映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の撮影の様子=旧北浦三育中
行方市内で行われた映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の撮影の様子=旧北浦三育中


映画やドラマなどの撮影を自治体が支援する茨城県内のフィルムコミッション(FC)事業で、県は14日までに、2024年度の経済波及効果推計額が前年度比22%増の5億5000万円だったと発表した。セットの設営などを伴う大規模ロケの誘致が奏功したとしている。県は引き続き誘致を進め、ロケ地を活用した観光誘客の促進を目指す。

県観光誘客課によると、同推計額は前年度より1億円増加。02年度からの累計は105億7000万円となった。撮影された作品数は513点(前年度比86%)、日数は1074日(同比82%)で、ともに減少した。

ただし、セットの設営や出演者、スタッフらの宿泊などを伴う大規模ロケの支援に注力し、制作費の高い作品を誘致したという。最長18日にわたって撮影した作品もあった。

ほかに映画「この夏の星を見る」やドラマ「366日」(フジテレビ)、「ライオンの隠れ家」(TBS)など、茨城県が舞台の作品誘致も経済波及効果の増加に貢献した。

映画やドラマのほかCM、バラエティー番組などを含めて撮影が最も多く行われた県内ロケ地は、昨年度に続き、爆破シーンなどに対応できる松井建設小場プラント(常陸大宮市)。次いで竜神大吊橋(常陸太田市)▽筑波山(つくば市)▽竜ケ崎飛行場(龍ケ崎市)▽日立駅(日立市)-の順だった。

同課の担当者は「茨城県は首都圏から近く、豊かな自然や街並み、歴史的建造物などがあり、各種ロケに対応できるのが利点。今後もロケを誘致し、ロケ地を生かした観光誘致に取り組む」としている。



最近の記事

茨城の求人情報

\n
\n
-->