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石岡・桜川結ぶ上曽トンネル 開通控え防災訓練 消防、警察が連携 茨城

事故車両から閉じ込められた人を救出する訓練を行う消防隊員=石岡市上曽
事故車両から閉じ込められた人を救出する訓練を行う消防隊員=石岡市上曽


茨城県石岡市上曽と同県桜川市真壁町を結び、27日に開通を控える上曽トンネル(全長3538メートル)の合同防災訓練が17日、トンネル内で行われた。石岡市消防本部、筑西広域市町村圏事務組合消防本部、桜川市消防団、県警などが参加し、救助や消火の訓練をそれぞれ連携しながら実施した。

訓練は、石岡市側坑口から約700メートルの地点で乗用車とワゴン車が正面衝突し、乗用車内に人が閉じ込められワゴン車から火が出たとの想定で行われた。トンネル内からの119番通報によって石岡市側と桜川市側の両方から救急、消防車両が到着。駆け付けた隊員らは、素早く事故車両の状況を確認した。統率された動きで特殊な工具を駆使し、車のドアなどを切断して車内の負傷者に見立てた人形を運び出した上、炎上した想定のワゴン車に対し放水した。

訓練終了後の講評で、谷島洋司石岡市長は「鍛え抜かれた消防、警察の迅速な行動、充実した装備を拝見し、万が一の事態が発生しても的確に対応していただけることを確信した」、大塚秀喜桜川市長は「(トンネル内での訓練を)2年に1回か3年に1回ぐらいは開催してほしい」と述べ、今後の活動に期待を込めた。



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