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茨城県内、突風被害相次ぐ つくばで1棟倒壊 境、大型クレーン転倒

突風とみられる風の影響で倒壊した建物=つくば市花室
突風とみられる風の影響で倒壊した建物=つくば市花室
突風の影響で崩れたとみられる建物=18日午後5時40分、つくば市花室
突風の影響で崩れたとみられる建物=18日午後5時40分、つくば市花室


茨城県内は18日、前線や湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、各地で突風によるとみられる被害が相次いだ。気象庁は同日午後1時過ぎ、県全域に竜巻注意情報を発表。つくば市で事務所1棟が倒壊するなどの被害があり、県内で最大約2万軒が停電した。けが人はなかった。

県などによると、同市花室で2階建て建物1棟が倒壊。つくばエクスプレス(TX)つくば駅近くの旧国家公務員宿舎では解体作業中の足場が崩れた。同市内ではこのほか、住宅の屋根瓦の飛散が2件確認された。

境町猿山の県道では止まっていた重さ約30トンのクレーンが落下し通行止めが続いた。町内のさしま環境センターでは外壁がはがれる被害もあった。ひたちなか市のJR勝田駅近くの市道では倒れた電柱が走行車両を直撃した。乗っていた3人にけがはなかった。

水戸地方気象台によると、同日は昼過ぎから夕方にかけ、発達した雨雲が県北部と県南部をそれぞれ通過。各地で大雨や落雷に見舞われた。当時、つくば市などの上空には積乱雲がかかっていたとみられる。

同日の最大瞬間風速は、午後2時ごろから同3時過ぎにかけ、水戸で20.6メートル、つくばで18.7メートル、土浦で18.4メートル、鹿嶋と龍ケ崎で18.1メートルを観測した。

東京電力パワーグリッドによると、同日午後に県内の広い範囲で停電が発生。同3時19分時点で最大2万640軒が停電した。雷や雨の影響とみられる。

同気象台は19日につくば市と境町に職員を派遣し、突風に関する現地調査を行う。

TXは同日午後、強風の影響で全線で一時運転を見合わせた。



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