首相、笠間クリ「最高」 モンブランと焼き栗試食 市長らPR 茨城

旬を迎える茨城県笠間市産のクリをPRしようと、山口伸樹市長ら同市関係者が18日、首相官邸に石破茂首相を表敬訪問した。石破氏は同市産のクリを使ったモンブランと焼き栗を試食し、「最高においしい」と舌鼓を打った。
石破氏はモンブランと、早生(わせ)品種「丹沢」の焼き栗を試食。生産者が今年のクリについて「水分が少ない」と説明すると、焼き栗を食べた首相は「これでも水分が少ないんですか。十二分においしい」と笑顔を見せた。モンブランについては「最高においしい。おそらく日本で一番おいしいモンブラン」と絶賛した。
山口市長は約35年前、自民党青年局の海外研修で、石破氏らとともに欧州を視察している。石破氏は「市長とは長いお付き合いがある」と歓迎し、山口市長は「(石破氏が)総理に就任したときはうれしかった。総理在任中に来ることができてよかった」と喜んだ。
表敬訪問には山口市長のほか、クリの生産者や、儲かる笠間の栗産地づくり協議会や「かさまの栗つたえ隊(KKT6)」の関係者らが参加。田所嘉徳氏、上月良祐氏が同行した。