overlaylist; ?>


次の記事:住宅から大型鳥「エミュー」逃げる 茨城・取手 

つくばにアジア系国際学校 筑波小跡地、開校祝う 茨城

授業を見学する大井川和彦知事や五十嵐立青つくば市長ら=つくば市国松
授業を見学する大井川和彦知事や五十嵐立青つくば市長ら=つくば市国松


茨城県つくば市国松の筑波小学校跡地にアジア系のインターナショナルスクールが開校し、19日に記念式典が開かれた。県の誘致活動をきっかけとして、市や地元が連携しながら実現させた。大井川和彦県知事をはじめ、五十嵐立青つくば市長、地元区長、学校関係者らが出席して開校を祝った。

学校名は「ワンワールドインターナショナルスクール(OWIS)つくば校」。シンガポールに本部があるグローバル・スクールズ・グループの日本法人が運営する。国内での開校は大阪府大阪市に次いで2校目。同法人はこのほか、インド人向けの教育を行うキャンパスを東京都江戸川区内に4カ所設けている。

筑波小は筑波山麓にあり、学校統廃合で2018年3月末に閉校。敷地は約7500平方メートルで、つくば市が同法人に貸与している。

県によると、4年前からインターナショナルスクールの誘致活動を開始。大井川知事がシンガポールに出向き、県内への進出を打診。同市や地元と調整を図りながら準備を進めてきた。

OWISつくば校によると、開校に約5億円を投じた。現在は3歳から11歳(小学5年生)までの入学を受け入れ、児童数は41人。国籍は日本、モンゴル、中国、インドなど幅広い。国際バカロレア(IB)教育を特徴とし、英語による探求型学習を基本にカリキュラムを構成。少人数学級の教育を行う。県外からの通学者もおり、周辺の駅と学校を結ぶ通学バスも運行。今後、18歳(高校3年相当)まで対象学年を順次拡大するという。

式典で大井川知事は「つくばは多様な教育へのニーズが高い。今回の開校はつくばの発展に大きく貢献するだろう」と期待。五十嵐市長は「学校に子どもたちが戻り、地元の区長は喜んでいる。今後も学校環境をサポートしていきたい」と話した。



最近の記事

茨城の求人情報

https://cpt.geniee.jp/hb/v1/207318/39/instbody.min.js"