圏央道へ接続向上 竜ケ崎阿見線バイパス開通

阿見町吉原地内の県道竜ケ崎阿見線バイパスが2日、供用開始し、同日、同所で開通式が行われた。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)阿見東インターチェンジ(IC)への接続が向上し、同地区のまちづくりに大きな役割を果たすと期待されている。
同バイパスは、牛久市久野地内から阿見町島津地内の国道125号への主要な幹線道路。阿見東ICや近くの福田工業団地などへの接続強化、周辺道路の渋滞緩和などを目指している。1995年度から全体延長約7・2キロのバイパス整備を進め、これまでに阿見東ICの北側約6キロ区間を完了。今回、残りの南側約1・2キロ区間が暫定2車線で供用開始した。
開通式には、県竜ケ崎工事事務所、牛久市、阿見町、地権者などの関係者約70人が出席。同工事事務所の石井秀雄所長は「開通を機に地域のまちづくりにも力を入れていきたい」とあいさつ。関係者がテープカットやくす玉で開通を祝った。 (飯田勉)