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《2020年夏季茨城県高校野球大会》1回戦・県西ブロ 下館工、延長十回タイブレーク 乱打戦制す

古河二-下館工 延長10回裏下館工無死満塁、三塁走者・根本に続き二塁走者・横倉がヘッドスライディングで生還、サヨナラ勝ち=笠間市民
古河二-下館工 延長10回裏下館工無死満塁、三塁走者・根本に続き二塁走者・横倉がヘッドスライディングで生還、サヨナラ勝ち=笠間市民


笠間市民は第1試合に続き、第2試合の古河二-下館工も延長タイブレークに突入した。第1試合がロースコアだったのとは対照的に、第2試合は大荒れの展開だった。競り勝った下館工の飯高大輔監督(32)は「一気に点が取れる野球の面白さと怖さを感じた」としみじみ振り返った。

下館工は持ち味の攻撃力を初回から発揮した。長短打含む6安打でつなぎ4点を先取。相手投手が代わった二回も1点を加え、三回には敵失を見逃さずに4得点。直球狙いが当たり、コールド勝ちが、ちらつく点差となった。

四回からもほぼ毎回、得点圏へ走者を出しながらも、逸機が続いた。もどかしい試合展開の中、勢いは徐々に相手へと移った。

迎えた九回。嫌な流れだが、6点差ある。アウト三つを取れば勝ちだ。継投策を講じる。だが、その三つのアウトがなかなか取れない。相手の猛攻に遭う。3四球に暴投が絡み、連続適時打を浴びて同点に追い付かれた。

延長十回のタイブレークは、この回からマウンドに上がったエース池田快新(2年)が何とか1失点にとどめた。裏の攻撃。無死満塁で、途中出場の太田一成(同)に巡って来た。鋭い一振は遊撃を強襲し、打球は外野方向へ転った。二走・横倉海也(3年)は「一本出たらかえることを意識した」と好スタートを切り、ヘッドスライディングで生還した。ベンチからの声さえ聞こえなかったという激走だった。

■下館工・飯高大輔監督(32)

攻撃ありきのチームなので、追加点が取れなかったことで守備のリズムをつくりにくかった。



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