【経済・トレンド】
菊水酒造、“ありそうでなかった”アルミ缶入り純米生原酒を発売「今後のライフスタイルにフィット」

『菊水しぼりたて純米生原酒』(200ミリリットル) (C)ORICON NewS inc.


 新潟県新発田市に酒蔵を構える菊水酒造は26日、都内で『菊水しぼりたて純米生原酒』発売記念イベントを開催した。



【写真】ほのぼの!仲良く乾杯する和田明日香&小峠英二



 9月12日から出荷開始となった菊水酒造のアルミ缶入り生原酒の新商品『菊水しぼりたて純米生原酒』(200ミリリットル)は、新潟県産米100%の純米酒。一切火入れをせず完全非加熱の生酒をアルミ缶で密閉することにより、空気をシャットアウトし、しぼりたてのフレッシュな味わいを楽しめるという。



 同社の高澤大介代表取締役社長(※高=はしごだか)は、缶で飲む生原酒について「私ども菊水酒造は、生酒、そして生貯蔵酒については、全国一の生産量を持ってございます。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私どもの『菊水ふなぐち一番しぼり』については、既に発売から50年経ち、累計で3億本ものご愛顧をいただいているというところでございます」と日本初のアルミ缶入り生原酒であり、同社の人気商品について説明。



 続けて「私どもはこれから、ボトル缶も含めてこの缶のラインアップを強化していく。このような方針を持っております。瓶から、こういった缶だとかパウチにシフトさせていきたいと考えております」と方針を明かした。



 また、瓶からシフトする理由について、「瓶はなかなか重いです。リサイクルできます。リユースもできるでしょうけれども、瓶自体に重さがございますので、なかなか環境負荷が大きい。アルミ缶でありましたら非常に軽いです。回収も楽でございます。ということでSDGsの観点から言っても、こちらの方がより今後のライフスタイルにフィットしているんじゃないかと考えておりまして、そちらの方のラインを強化しております」と理由を解説した。



 こうした考えのなかで「私どもの新たに純米の生原酒、しぼりたての純米の生原酒を発売する運びになりました」とあらためて報告。「意外なことに今までありそうでなかった商品なんです。非常にフレッシュ感がある、そして純米の美味しさをぎゅっと詰めて、そしてそのフレッシュ感の味わいが堪能できる商品でございます」とアピールした。



 なお同イベントには、料理家、食育インストラクターの和田明日香(37)とお笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二(48)も登壇。大の酒好きで日本酒も愛飲しているという2人は、この新商品を試飲し、「おいしいです。とってもキレがあるんですけど、ふわっと広がる華やかな香り。シチュエーションを選ばず合いそう」(和田)、「クリアで飲みやすい。舌触りがよくておいしい」(小峠)とご満悦だった。

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