【いばらき春秋】

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有名人、芸能人、スポーツ選手、アニメ・ゲームのキャラクターなどを応援する「推し活」に注目が集まっている。活動内容は、商品の購入やイベントへの参加、情報発信などさまざま。市場規模は大きく、経済効果が期待される

▼就職情報会社のマイナビは「20代正社員の半数が推し活をしている」との調査結果を発表した。私生活の充実だけでなく仕事への意欲につながっている傾向にあるという。年代別では20代が49.2%で30代が33.7%、40代以降は20~10%に下がる

▼1カ月に使う額は30代が最多の1万4692円だった。「活動することで私生活が充実した」と回答した人は79.4%に上った

▼日本のプロ野球は2025年シーズン、昨季を上回る過去最多の観客動員数2704万人を記録した

▼特に女性客は「推している選手」を見に来るので、球団の順位に左右されない動員が見込めるという。今季から交流サイト(SNS)への投稿ルールが緩和された。写真は全面的に許可され、動画は60秒以内などの条件を守れば、試合終了後の公開が可能となった

▼先の調査は「推し活をしている人は仕事と私生活がどちらも充実している」と分析している。趣味と仕事の両立が大切な時代といえそうだ。(清)



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