【吐玉泉】
▲バスケットボールBリーグ1部の茨城ロボッツを運営する茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメントはきのう、高萩市有明町の市立東小で、Bリーグが開発したプログラム「防災バスケ」の授業を行った。スクールコーチの中村和磨さん(25)が講師を担当し、3年生29人がボールを使ったワークを通して防災意識を高めた。
▲防災バスケは、バスケットボールを使って災害時の初期行動などを学ぶ取り組み。ゲームに防災を取り入れることで、コミュニケーションを取りながら共助の意識も身に付けることができる。授業として取り組むのは今年が初めてで、海岸に近く、津波被害が想定される県内の小学校を中心に行っている。
▲児童はボールを囲み、中村さんの合図でボールを取り合ったり、頭を守る姿勢を取ったりして、遊びながら身を守る行動を学んだ。参加した宍戸琥太郎さん(9)は「チームで協力できた。本当に災害が起きた時も落ち着いて行動したい」と話した。










