【吐玉泉】

小川春樹市長(中央)に目録を届けたJX金属の相場玲宏日立事業所長(左)と岡大輔ESG推進部長=日立市役所
▲非鉄金属大手のJX金属は、企業版ふるさと納税制度を活用し、日立市の日立シビックセンター科学館に展示物を寄付した。贈呈式がきのう、市役所であり、小川春樹市長は同社の相場玲宏日立事業所長に感謝状を贈った。展示物は27日から体験できる。

▲日立市は同社創業の地。今回寄付したのは銅の資源循環を表現した「ボールコースター」。採掘した鉱石を製錬し、加工した銅製品がリサイクルされるまでの一連の流れを学べる。市のシンボルとして親しまれる「大煙突」のオブジェも備える。

▲贈呈式には同社の岡大輔ESG推進部長も出席。相場所長は「われわれにとって日立は特別な土地。ものづくりに携わる次世代の育成につながれば」と期待し、小川市長は「子どもたちには強い印象が残り、いい体験になると思う」と謝意を示した。