【吐玉泉】

▲古河市鴻巣の古河公方公園(古河総合公園)で開かれている第49回古河桃まつりのメインステージで20日、同市出身の書道家、清水咲希さん(24)の書道パフォーマンスが行われた。
▲畳1畳分ほどの大きさの紙に、歌手のJUJUさんの曲「やさしさで溢(あふ)れるように」や、いきものがかりの「笑顔」の歌詞の中から選んだ一節を、それぞれの曲に乗せて一気に書き上げた。清水さんは「世代を超えてハッピーな気持ちになれる曲。ぜひ春を感じてほしい」と話した。
▲清水さんは2022年の全国書き初め展覧会で文部科学大臣賞を受賞(硬筆の部)。市内の書道教室「美文字ワークショップ・輪道(りんどう)」で師範を務め、同まつりのほか、地元の神社でパフォーマンスを披露するなど活躍。「今年は学校など活動の幅をもっと広げていきたい」と意気込んだ。