【記者手帳】夢は生きるガソリン
○…「夢を歌で応援」をテーマに県立勝田特別支援学校で開かれたクリスマスコンサート。出演したシンガーソングライターのKATSUMIさんは「夢を持ち続けてほしい」と児童生徒たちにエールを送った。
三沢博樹校長とは、同じ日立市出身で高校時代の同級生。旧知のよしみで2年連続の出演となった。子どもたちに歓迎される中、代表曲「危険な女神」などを熱唱。「夢は生きていく上でのガソリン。自分にとっても」と還暦を迎えた自らの境地に重ねた。(友)
○…「発足当初から関わっていたため、22回目を迎えることができて感慨深い」と話すのは、鉾田市教育委員会の安原優教育長。同市内で開かれた、体験しながら科学を学ぶ「青少年のための科学の祭典」について語った。
祭典は鉾田一高の教員が「科学の面白さを伝えるイベントを」と呼びかけて始まったという。その考えに賛同し、当時、一つのブースを担当した。「地元で科学のイベントが継続しているのはありがたい」。子どもたちの真剣な表情に顔がほころぶ。(宜)
○…「この本を読むと私になれる」。ユーモアたっぷりに「推し本」を語るのは、水戸女子高3年の野村果鈴さん。本の魅力を紹介し、読みたくなった本への投票数を競う「ビブリオバトル」が同高であり、1位に輝いた。
元々は本が苦手だったという。学校生活に行き詰まった時、1冊の自己啓発本に出合い「人生のヒントを教わった」ことから、少しずつ読むようになった。「本があったから、今の私がある」と大切な本を見つめた。(み)











