【記者手帳】世界平和実現へ歌う

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○…水戸芸術館で師走の風物詩として親しまれる「第九」合唱。指揮を務めた県合唱連盟の打越孝裕理事長はサッカー・Jリーグ水戸ホーリーホックと鹿島アントラーズの優勝に触れ、「素晴らしいニュースが舞い込んだ」と来場者と喜びを分かち合った。

合唱団は水戸市民を中心に構成され、9~92歳までの368人が参加。会場を訪れた3550人と「よろこびの歌」を歌い上げた。「世界平和が一日でも早く実現するために歌い続けていきたい」と誓った。(七)

○…加速器を使って素粒子研究に取り組むつくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)。浅井祥仁機構長は「基礎科学だけでなく、実は半導体分野で役に立つこともやっている」と話す。

半導体は微細化が進み、回路を作る際、膨大な電力が必要。KEKは電力効率を上げる次世代技術を開発中で、これに加速器を使う。「コンパクトな実験装置はできている。実際半導体で使うにはその10倍の大きさが必要」とし、今後の研究に期待した。(今)

○…「事件は一つの情報から解決につながることが多々ある」と話すのは、県警捜査1課の山田真幸課長。つくば市東平塚の住宅で2018年1月、建築業の小林孝一さんと妻の揚子さんの遺体が発見された事件を巡り、同市の商業施設で、遺族らと情報提供を求めるキャンペーンを行った。

発生から8年がたつのを前に事件の風化を防ぐため、「残念ながら検挙には至っていないが、強い気持ちを持って事件を解決し、被害者の無念を晴らしたい」と呼びかけた。(寿)



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