【記者手帳】経済も季節感が大事
○…結城信用金庫の職員が新春、結城紬(つむぎ)の着物姿で利用客を出迎えた。年明けの恒例行事となっており、石塚清博理事長は「経済も季節感が大事。全て日常化してしまうと、新規の発展が見通せなくなってしまう」と背景に込められた意義を語る。
職員だけでなく自身も結城紬の着物を身に着け、新年の幕開けを祝っている。「経済はいろいろな形で回っていく。春夏秋冬で衣替え。寒いときは寒い、暑いときは暑いというめりはりが必要」と力を込めた。(華)
○…俳優で歌手の杉良太郎さんは茨城町立青葉中での講演会で、「自分が目標を立ててやってみたいと思ったら、絶対に貫き通さなきゃいけない」と熱弁した。
芸能生活を始めて以降、「借金を抱える両親に楽をさせたい」との思いで努力した。売れずに苦しんだデビュー当時は、夜中に寺でギターを弾きながら泣き叫んだと明かし、「泣いて吐き出して生きてきたのかもしれない。目標に向かう道は難しいほど面白いんじゃないかな」と伝えた。(恭)
○…「人と自然が調和する未来を築き上げ、美しく豊かな地球を子どもたちに引き継いでいけるよう願っている」と話すのは、セブン-イレブン・ジャパンの鳴海健二福島・茨城ゾーンマネジャー。
県産品などを活用した商品販売フェアの収益の一部を、自然環境保全のために県に寄付した。県と2008年に包括連携協定を結び、今年で17年目を迎えることから「今後も引き続き互いの強みを生かして連携していきたい」と語った。(陸)