【記者手帳】苦しむ人に希望の光

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○…「平和の光が早くともってほしい」と願うのは、茨城キリスト教学園の野口良哉チャプレン(学園牧師)。日立市大みか町の学園正門広場で行われたクリスマスツリーの点灯式で訪れた人々に語りかけた。

ウクライナやガザ地区を念頭に、悲惨な紛争が起きていると指摘。点灯のカウントダウンでは、学園が掲げる「平和・真理・愛」を英語で発声し、実現への願いを込めた。黄色の温かな光に包まれる中、「苦しむ人に希望の光が届きますように」と祈った。(尚)


○…「全国の商工会が一丸となることが地域の課題解決への近道になる」。前橋市で先月開かれた第23回商工会青年部全国大会で、本県から初めて最優秀賞に輝いた神栖市商工会青年部の保立明宏さんは、各地の商工会の活動記録をデータベース化して全国で共有する重要性を説明した。

データベースの構築により、活動の成功体験や改善点を共有し、新たな取り組みに生かす考え。「市町村の枠を超え、『どこでもドア』となる仕組みをつくっていきたい」(陸)


○…「養殖はこれまで授業で取り扱っていなかった。今後、カリキュラムに入れることも検討したい」と話すのは、県立海洋高の前田浩一校長。生徒たちはマサバ養殖の餌やりを担ってきた。今月初出荷する。

養殖では寄生虫アニサキスの心配がなく、刺し身など生食でも食べやすくなる。「子どもたちのアイデアは大人と違うので、企業と組んで養殖マサバの食べ方などを開発しても良いのではないか。市場にも潜在的なニーズがあると思う」と期待を寄せる。(木)

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