【記者手帳】投票して意思表示を

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〇…市政施行と合併20周年を迎えた常陸大宮市の記念式典が開かれた。鈴木定幸市長は式辞の冒頭、衆院選に触れ、「選ぶ人を介して、わが国をどうしていくのか、この地方をどうするのか、投票という行為で自分の意思表示をしてほしい」と呼びかけた。

式典には400人が集まり、小中生の作文発表などに耳を傾けた。出席した各団体の代表らに限らず、「しっかりと選挙に行き、国民に与えられた権利を行使してほしい」と有権者にメッセージを送っている。(畠)

○…「子どもたちにとって、自分の恐怖心に打ち勝てるようないい機会になったのでないか」。龍ケ崎市出身のプロフリークライマー、野口啓代さんは、市内で開かれたクライミングのイベントにゲストとして参加。実感を込めて語った。

イベントでは子どもたちにアドバイスをしたり、一緒に写真を撮ったりして触れ合った。「クライミングを好きになり、地元から世界に挑戦するような子が現れてくれたらうれしい」と地元の「後輩」に期待する。(松)

○…北茨城市出身の野口雨情が作詞した童謡などを歌うひたちなか市民の合唱団「タンポポ」と、長野県中野市民合唱団の交流会が、野口雨情の生家で行われた。タンポポを指揮、指導するひたちなか市文化協会の川又浄範会長は「とても幸せな時間だった」と感慨深げに話した。

雨情が作詞し、中野市出身の作曲家、中山晋平が曲を付けた童謡がある縁で、2年前から交流を始めた。「2人がつないだ縁を大切にし、今後も相互の交流を深めたい」と話した。(作)



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