【記者手帳】雨の中で自然を体感

【AD】


○…水戸商工会議所が今月初め、水戸市の千波湖でキャンプやカヌー体験が楽しめる催しを開いた。初日は雨となり一部が中止に。内藤学会頭は「雨だからこそ良い。より自然を体感できるイベントになった」と前向きに語った。

参加者は雨の中、カヌーでの湖の周遊や野だてを楽しんだ。肌寒かった分、焼きリンゴのおいしさは格別だったという。「中心街に近い千波公園はいろいろな楽しみ方ができる」と、さらなる魅力発信に自信を見せた。(慧)

○…初開催のひたちシーサイドマラソンで完走したリオ五輪男子マラソンカンボジア代表の猫ひろしさん。特徴であるアップダウンの多さに、「好きな大会にコースの厳しい(山口県の)下関海響マラソンがある。『西の下関、東の日立』と言いたいくらい気に入った」と笑顔を見せた。

地元の応援や地場産品なども印象に残った様子。今後の開催に期待を寄せ「どんどん県外のランナーをもてなして楽しませてくれる、心温まる大会になってほしい」と話した。(花)

○…ひたちなか市の寺院を拠点に活動するNPO法人「ただいま」が、いばらきチャレンジアワードで県知事賞に輝いた。同法人の代表理事の一人、増田真紀子さんは「皆で学びながら目の前の困り事に一つ一つ対処してきた」と振り返る。

フリースクールなど五つの事業を通し、子どもや孤立した人に居場所を提供してきた。「ボランティアをすることで居場所ができ、元気になる人もいる。もちろん困った時には、ぜひ足を運んでほしい」と呼びかけた。(七)



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース