【記者手帳】人手不足解消の好機

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〇…「不足した運転手の数を補いたい」と話すのは、水戸市のタクシー会社「さわやか交通」の大貫裕治社長。本県でもスタートした日本版ライドシェアの導入を、人手不足解消の好機と捉えている。

新型コロナ禍でタクシー運転手が約3割減り、今も人手不足が続く。今回のライドシェア導入で一般ドライバー4人を採用。今後も人数を増やす方針だ。「乗ってもらうためには乗客を満足させないと。運転手育成に力を入れたい」と語った。(総)

○…パリ五輪の陸上女子やり投げに出場する斉藤真理菜選手を激励しようと、母校の龍ケ崎市立龍ケ崎小の児童らが先日、応援メッセージを記した。石崎和雄校長は「先輩である斉藤選手が活躍する姿を見て、子どもたちに夢はかなえられるものだと思ってもらいたい」と力を込める。

斉藤選手は昨年、同校を訪れて投てきの仕方を指導するなど、児童らと交流を深めた。「オリンピックでの経験もぜひ子どもたちに伝えてほしい」と凱旋(がいせん)に期待を寄せる。(松)

○…NPO法人シニアネットワークかみす事務局の木村保さんは、高齢者の交流の場として「居場所」づくりに励む。神栖市を中心に移動支援サービスを行うが、「なかなか運転をするメンバーが集まらない」と嘆く。事故を心配し、家族から運転を反対される場合もあるという。

ボランティアの年代は65~80歳。高齢化に伴い、メンバーは当初の約30人から半減した。「人数が増えれば、もっとイベントや送迎サービスが拡大できる」と参加を呼びかける。(三)



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