来年1月に開催予定だった常陸大宮市の「第10回常陸大宮クロスカントリー大会」(同市体育協会、茨城新聞社など主催)は、新型コロナウイルス感染防止のため、中止を決めた。

毎年、同市照田の水戸グリーンカントリークラブが会場で、起伏に富んだ芝生のゴルフコースに設ける特設クロスカントリーコースで健脚を競えると人気。1キロ、2キロ、4キロ、6キロの各種目で年齢・男女別の部門があり、毎回子どもから大人まで約2000人の市民ランナーが参加し、豪華ゲストランナーも招いた。

しかし、市体育協会が理事会で協議し、今回、選手のシャトルバス内や会場で密が避けられないこと、大会運営に必要な人員の確保が困難なこと、大会参加者や関係者の安全を確保するのが難しいなどの理由で、中止を決定した。