SNS投資詐欺 境の公務員男性1800万円被害 茨城

茨城県警境署は10日、同県境町の公務員、男性(44)が交流サイト(SNS)を通じて投資を勧誘した者ら4人に、現金計約1800万円をだまし取られたと発表した。同署はSNS型投資詐欺とみて調べている。
同署によると、昨年11月上旬ごろ、男性のスマホに投資の勧誘者からLINE(ライン)のダイレクトメッセージが送られ、やり取りをした。男性は紹介された投資のアシスタントを名乗る者を介し、投資のLINEグループに招待され登録するなどした。さらに投資の責任者を名乗る者からの指示で、男性はカスタマーサービスマネジャーを名乗る者のLINEアカウントを登録。同マネジャーから投資専用サイトを紹介され、会員登録を行った。同マネジャーから説明を受け、同12月17日に指定の口座へ現金100万円を振り込んだ。サイト上で利益が出ているように表示されたことから信用し、同月20日から今年2月9日まで、計8回にわたり現金計約1700万円を振り込んだ。