納豆の味わい評価 全国鑑評会水戸で15年ぶり
全国のメーカーが出品した納豆を審査員が評価する全国納豆鑑評会が28日、水戸市内のホテルで開かれ、最優秀賞(農林水産大臣賞)に菅谷食品(東京都)の「国産大粒つるの子納豆」が選ばれ、本県の4品が入賞した。
全国納豆協同組合連合会が主催し20回目。水戸市での開催は15年ぶりとなる。27都道府県の87社(県内13社)が粒の大きさや豆の産地別の4部門で計204点(同23点)を出品した。研究者などの審査員30人が、テーブルにずらりと並んだ一品一品の香りや味、食感を審査し、最優秀賞などの入賞20点を決めた。
優秀賞を受賞したオーサト(取手市)の織間正人工場長は「非常にうれしい。これからも食感や豆にこだわって製造したい」と喜んだ。
県内の受賞商品と受賞者は次の通り。
【優秀賞】天狗納豆・丸カップ2ケ入り(笹沼五郎商店)▽雪誉(オーサト)【水戸大会特別賞】これがやさとの恵みだ。(やさと農業協同組合)【特別賞】ひきわり娘(菊水食品)
(小原瑛平)