【デスク日誌】時流れて残るニュース

秋篠宮家の長男、悠仁さまが筑波大の生命環境学群生物学類に合格されたのが2024年12月11日。本紙の同年県内10大ニュースにも入った。ついこの間の事のようだが、もう1年がたつ

▼年を取れば取るほど、月日の経過が早くなっている気がする。フランスの哲学者、ポール・ジャネの法則はこれを心理学的に説明する。子どもの1年と大人の1年は、これまで過ごした時間に対しての割合が異なるため、時間の感じ方も違うという

▼だからといって、大人になってからの記憶や思い出まで矮小(わいしょう)化されるわけではない。せわしなく過ぎる時の中でも、忘れられないことは山ほどある

▼25年も、師走恒例の県内10大ニュースを社会面に掲載する。県民を不安に陥れる凶悪事件から、心躍らせる出来事までさまざまあった。皆さんは何が印象に残っているだろうか。(報道部・今井俊太郎)