2019年1月18日(金)

【デスク日誌】北方領土、道理貫いて

日ロの平和条約締結に向けた政府間交渉が始まった。平和条約を結ぶことは、両国間の「戦争状態」解消を意味する▼日本は第2次世界大戦で連合国に負けた。降伏を認める「ポツダム宣言」は、「米英支蘇四国」(終戦の詔書)に対し受諾しており、その後、米英、中華民国とは講和条約を結び、中華人民共和国とも日中共同声明・平和友好条約を取り交わした。だがソ連(現ロシア)とは、「北方領土」帰属問題が解決しないまま七十余年が過ぎた▼大戦中、ソ連は相互不可侵の条約を破り、日本に宣戦布告。北方領土占拠はその流れで行われたため、日本は不当と訴え続けてきた▼14日の外相会談で、ロシア側は北方4島の主権は大戦の結果、自国に移ったことを認めよと要求したという。歴史認識が真っ向対立している。政府は道理を曲げない姿勢を貫いてほしい。 (整理部・佐川友一)

2019 年
 1 月 18 日 (金)

メニュー
投稿・読者参加
サービス