【デスク日誌】「もみじ」に癒やされる
会社近くの広葉樹。葉色が黄から赤へ変わりつつある。年を取ったからか、猛暑が続いた日本で四季が保たれていることへの安堵(あんど)か、秋の深まりに例年以上に癒やされる
▼季節柄、紅葉(こうよう)の話題を扱うことが増えた。紅葉は「もみじ」とも読む。区別をつけるため、植物としては「モミジ」を使い、紅葉と書き分ける。趣はないが、ご容赦いただきたい
▼そもそも、なぜ同じ漢字なのか。事典などによると、葉が色づくことを古くは「もみづ」と表現した流れで、「もみじ」は紅葉した樹木の総称でもある。紅葉(こうよう)=もみじ=その代表格のカエデの異称なのだ
▼本紙では、紅葉が進む県内各地を訪れる写真企画「秋さんぽ」が始まった。初回は県立歴史館(水戸)のイチョウ。続いて永源寺(大子)のモミジ。現地に行けない皆さんもぜひ、紙面で「もみじ」を堪能してほしい。(報道部・今井俊太郎)










