【デスク日誌】再び世界最高の舞台に
来季F1の地上波放送が決まったが日本人選手の出場の可能性は低い。レッドブル・レーシングと系列チームのレーシング・ブルズが来季のドライバーを発表したが角田裕毅選手の名前はなく、レッドブルのテスト兼リザーブドライバーを務めることになった
▼角田選手は今季途中でレーシング・ブルズからレッドブルに昇格。しかし、扱いが難しいマシンに苦戦し結果が出せなかった
▼私は、表彰台に上る角田選手の姿を思い浮かべながら観戦したが、現実は厳しかった。来季はマシンとパワーユニットの規定が大きく変わる。20席の一角を5年間守り、100戦以上戦った角田選手の経験は、開発の大きな力になるだろう
▼近年では、リザーブドライバーからレギュラードライバーに返り咲くことも珍しくない。努力していれば、必ず誰かが見ていてくれるはずだ。(整理部・市毛克弥)










