【デスク日誌】連続幕内力士輩出2位
1984(昭和59)年9月、蔵前国技館最後の本場所で、本県出身の多賀竜関が平幕優勝を果たした。テレビにくぎ付けで応援した記憶がある
▼その多賀竜関の新入幕が82年の5月場所。以降、水戸泉関、武双山関、雅山関、稀勢の里関…と平成、令和に至っても途切れることなく、本県出身の幕内力士は続いている
▼都道府県別の幕内力士連続輩出は、青森が桁違いの別格で、明治期から140年以上続いている。その数字には敬意を払うほかない。だが、40年以上続いている2位の茨城も、考えてみればすごい話。小学生の頃から当然のように地元幕内力士がいたが、それは全国的に見れば、恵まれた応援環境だったということだ
▼現在は、土浦市出身の高安関が小結で頑張っている。けがには十分注意し、まだまだ頑張ってほしい。一年納めの九州場所は、あす初日。(整理部・藤田裕一)










