2019年11月12日(火)

【デスク日誌】建築たどって歴史散歩

先週末、水戸市内の建物を見学する歩く会を実施した。新聞社が事務局を担っている県近現代史研究会主催。イチョウの黄葉(こうよう)が素晴らしい県立歴史館から出発した

▼講師役として案内してくれたのは前水戸市立博物館長の玉川里子さん。旧制水戸高校の痕跡を求めて水戸一中を訪れ、県立水戸商高では国登録文化財になっている旧県立商業学校本館(玄関)を見学した

▼同本館を設計したのは東京帝国大卒で本県の営繕工師に採用された駒杵勤治(こまぎねきんじ)。なんと、東京駅建築で知られる辰野金吾(たつのきんご)の最後の直弟子の一人だ。ロココ調の洋風建築は「まるでベルサイユ宮殿のようだ」と絶賛されたという

▼現代建築では水戸芸術館も訪ねた。建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞した磯崎新さんの設計だ。建築家列伝、エピソードをたどる町の歴史も面白い。 (報道部・武藤秀明)

2019 年
 11 月 12 日 (火)

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