【デスク日誌】「鴻巣」が復活する日は
4日、栃木県小山市下生井にあるコウノトリ交流館を訪れた。渡良瀬遊水地に飛来、生息するコウノトリについて、わたらせ未来基金理事の渡辺光利さん(62)らから丁寧な説明を受けた
▼同館南側の遊水地第2調節池に人工巣塔(高さ12.5メートル)がある。同所では、千葉県野田市で放鳥されたひかる(雄)が雌とつがいをつくった
▼2020年に卵2個がふ化。野生の同種が国内で絶滅して以来、野生のひな誕生が確認されたのは、東日本で初めてのことだった。これまで計14羽が同所から巣立った。人工巣塔は県内の神栖、行方市にも設置され、ひなが誕生している
▼コウノトリに関係する地名「鴻巣」が古河、笠間、那珂の3市にある。そうした場所でも文字通り「鴻巣」が復活する日は来るか。コウノトリを入り口とした環境保全への関心の高まりに期待したい。(報道部・冨岡良一)









