生き残り懸け新視点

○…「漁業が該当する第1次産業と第2次・第3次の融合で、第6次産業に取り組もうという動きが霞ケ浦や北浦の漁業者の中にも出てきた」と語るのは、きたうら広域漁業協同組合の海老沢武美代表理事組合長。

近年のワカサギ不漁に危機感を抱いている。「魚を取って売るだけの本来の漁師の仕事が崩れてきている。取るだけから加工へ。生き残るためには新たな視点が必要だ」。厄介者とされる外来魚の商品化を漁協全体で模索し、生き残りを図る。(雅)

○…今年で130回目の記念の年となる「水戸の梅まつり」は歴代の梅むすめ・梅大使の集いやグレードアップした梅のライトアップなど節目を祝うイベントがめじろ押し。水戸観光コンベンション協会の綿引甚介会長は今年の梅大使らとともに新年のPR活動を行い、「まつりの大盛況を願っておもてなしの準備を進めたい」と意気込む。

今年は午(うま)年。「力強く駆ける馬のように飛躍の年に」とし、経済界としても「日本一の水戸を目指して全力を尽くしたい」と発展を誓った。(朝)

◯…水戸市木葉下町で27年間、地域に愛されたそば店「与三郎庵」が昨年の大みそかに閉店した。店主の森田與一さんは「情けは人の為ならず」を信条に亡き妻と店を切り盛り。「働いている人におなかを満たしてほしい」と、トラック運転手らに人気のセットメニューの価格を10年以上据え置いた。

最終日は閉店を惜しむ客足が絶えず、感謝を込めて10時間余りそばを打ち続けた。自身は〝引退〟するが、「店の火を絶やしたくない」と、のれんを受け継ぐ人を探している。(月)