「きらきら星」が転機

○…水戸市立石川小の創立70周年記念式典に招待され、美しい演奏を披露した7本指のピアニスト、西川悟平さん。15歳でピアノを始めた「遅咲き」の経験を語り「何事も諦めなければ夢はかなう」と児童らにエール。

難病のジストニアを発症して指が5本しか動かなくなった時、保育園で弾いた「きらきら星」が人生の大きな転機となった。演奏を純粋に楽しむ子どもたちの姿を見て「心に光が差した。絶望の淵から救ってくれた」と忘れられない思い出の曲を披露した。(朝)

○…「生産資材価格の高止まりや気候変動など、かつてない厳しい状況が続いている」と業界の現状を語るのは、県肉用牛生産者協会の橋本武二会長。生産者を対象とした肉用牛研修会が水戸市内で開かれ、県担当者らの講話を前に説明した。

特に消費動向の変化に触れ、「国内の多様化するニーズとのずれが生じている。今後は脂肪の量だけでなく『差別化』が重要になってくる」と指摘。経営に役立つ研修会になるよう期待した。(木)

○…「救急搬送患者を受け入れるため、空き病床のチェックが欠かせない」と話すのは、土浦協同病院の柳橋貴子看護副部長。満床が常態化する集中治療室(ICU)のベッド確保には、回復した患者を院内の一般病床や別の医療機関に移す必要がある。

転院先は限られるが、空き病床がないことも多い。「事情を理解し、協力してくれる医療機関がある。そことの関係は大事」。地域の救急医療は、医療機関の役割分担と密接な連携で守られている。(溝)