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候補者プロフィール:衆院選 茨城5区候補者アンケート:衆院選 茨城5区

浅野哲
(あさのさとし)
年齢:35
肩書:元議員秘書
政党:希望新



9期務めた大畠章宏氏の後継として、初めての選挙に挑む。民進から希望への激流にも動じず、「自分がやりたいことが変わるわけではない」と支援者回りを続けた。
東京都出身。青山学院大で物理学を学び、同大大学院では人工衛星をテーマに研究。日立製作所入社後は、日立市内の日立研究所で自動車向け半導体センサーの研究開発に取り組んだ。
転機は4年前。労組役員を引き受け、活動の中で「みんなが幸せにならないといけない」との思いを強くした。後継指名には驚いたが、職場の仲間に背中を押され国政挑戦を決断した。
5区の課題は医療環境、働く場所、道路渋滞と指摘。東海第2原発の再稼働問題は「拙速な判断をしないよう現場の声を届けたい」
ネクタイの色は常に青。趣味はランニングと書店巡り。座右の銘は「基本と正道」。妻と長女の3人暮らし。日立市神峰町。35歳。


ミサイル発射と核実験を繰り返す現在の北朝鮮情勢を踏まえた外交・安全保障について、お聞かせください。

安全保障政策としては、国際法上国家に保障されている「専守防衛」の考え方を順守し、北朝鮮からのミサイルなどにも対応できる防衛力を整備すべきと考える。外交面では圧力よりも対話を重視し、アジア各国との共生を推進する。



政府の経済政策「アベノミクス」を評価しますか、しませんか。

第1次安倍政権における円安誘導などでは、企業業績に対する一部の効果はあったと考える。しかし、国民の平均年収や可処分所得は減少傾向が続いており、特に若年層の非正規割合が上昇し、婚姻数の低下、出生数の減少に拍車を掛けている恐れがある。成長戦略や少子化対策に対しては抜本的な見直しが必要と考える。



消費税の10%への増税は先送りが繰り返され、2019年10月からの予定となっています。消費増税に賛成ですか、反対ですか。

今、多くの人々が「子育て、教育、医療、福祉」に関する支出に備えて貯金をしている。こうした将来不安に備えて貯金をしなくても、「教育や医療などにかかるお金はみんなが支払う税金で国が支える」、こういう国を目指していきたいと考えている。



憲法は改正すべきですか、改正せず守るべきですか。9条のあり方を含めお答えください。

日本国憲法が定める三つの原理「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」は今後も堅持するべきであると考える。その上で、改正も含めた自由闊達(かったつ)な憲法論議が行える環境を整備することが必要だと考える。



東海第2原発の再稼働に賛成ですか、反対ですか。全国の原発の必要性自体、再稼働の是非はどう考えますか。

ほとんどのエネルギー資源を輸入に頼らざるを得ない日本において、エネルギー安全保障の観点からベストミックスの考え方を支持する。原発については、新基準での安全が認められること、かつ再稼働に向けた周辺地域の十分な準備および住民の理解が得られることを前提に再稼働には現実的に対応すべきと考える。



加速する人口減少にどう対処しますか。どんな「地方創生」の対策がありますか。

まず、若者の流出を防ぐことが先決と考える。若者が地域の中で成長し、能力を発揮していける環境を整えることが重要。優れた教育をどこでも受けられるインフラ整備、地域の中で企業と大学が連携し若者の働く力を育てる仕組みづくりなど、「人づくり」と「仕事づくり」を通じて人々が集う県北づくりを進める。



今回の選挙で有権者に最も訴えたいことは何ですか。

日本は今、グローバル化と少子高齢化が同時に進行する新しい時代を迎えた。私は、茨城県をもっと安心で活力ある地域にしていくため、国際市場の中でしっかりと収益を上げられる産業を育てるとともに、高齢者の健康と暮らしを支えるための社会保障改革、そして将来世代の育成環境の整備に全力を注ぐ。


    ■おことわり

    ※年齢は投票日現在。略歴は主な肩書き、[元]経歴、学歴、住所の順。政党欄と略歴中の[]内の政党名・略称は推薦・支持政党です。
    ※無投票選挙候補者略歴の当選回数は今回の選挙結果を反映しています。
    ※案分によって出た小数点以下の票数は切り捨てています。
    ※候補者名の表記などで、利用端末によっては表示できない文字・フォントが含まれている場合があります。このため一部の文字を、多くの端末で表示できる一般的な文字に変更させて頂く場合があります。



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