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星野源、オードリーのコンビ力にしみじみ 佐久間宣行氏も含めて4人で作った『あちこちオードリー』
歌手で俳優の星野源が、6日深夜放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン(ANN)』(毎週火曜 深1:00)に生出演。6月30日放送のテレビ東京系トークバラエティー『あちこちオードリー』にゲスト出演を果たした星野が、収録の様子を振り返った。
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星野は「この時間帯に、もともと『あちこちオードリー』が放送されていて、僕の番組と被っていたんですよ。すごく好きで、家に帰って、夜食とかを食べながら、ちょっと夜ふかしをして、『あちこちオードリー』を見て、自分がやった2時間のラジオを収めるっていうルーティンがあったんです。それが今年から時間帯が変わって、時間も拡大して…。オファー的な感じもいただきつつ、もし機会があればぜひ出たいというお話もしていたので、調整していただいて、実現しました」と出演までの経緯を回顧。
続けて「今までひとりゲストだったことが少なくて、大丈夫かなと心配ではあったんですけど、収録時間は1時間半くらいで、すごく楽しくて、充実した時間を過ごして。若林さんがたくさんいろんなお話を引き出してくれて。すごく楽しかったですね。番組を見て思っていたこと、オードリーのお2人に思っていることを話せました。自分のイメージっていうものが、阿佐ヶ谷でひとり暮らしをしていてっていう話をしたんですけど、そういうイメージがない方もいらっしゃったみたいで、なるほどなと。阿佐ヶ谷に19歳くらいから住んでいて、5年くらい。阿佐ヶ谷住所の時代と、荻窪住所だけど阿佐ヶ谷が最寄り駅みたいな時代もあって。だから、春日さんと絶対にすれ違っていると思うんですよ(笑)。そう思うと、阿佐ヶ谷トークができるとは予想してなくて、でもそうだよな」と語っていった。
その上で「若林さんとシンクロする瞬間が多くて、すごく面白かった。春日さんも好きなんですけど、春日さんって、なんて言うんだろう、イジられるじゃない? 大きなゲストが来るほどしゃべらないとか、やっぱり思ったんだけど、いろんな番組に出ている中で、春日さんが振られて、面白いとか不思議な空気になって、助ける若林さんっていうのがあって。『あちこちオードリー』では、春日さんが拾う側なんだなと。若林さんと僕がガッと組んで、ずっとやっているのを、こぼれた言葉を拾って、それを印象深くしたりとか、春日さんが言って、あとは笑顔でいる(笑)。けっこう番組のカラー的にも苦しかった時代の話とかも重すぎないようにしてくれたりとか。あれは3人で作っていたんだなって、すごく思いました」としみじみ。
さらに「いろんなガードを外せたのは春日さんが笑顔でいたからで、テレビ用にいろんなワードを咀嚼して、僕はしゃべりの人間じゃないから、1個の説明がすごく長いんですよ。それをテレビ用に短くしたほうがいいんだろうなっていう心配がなくて、好きなことをしゃべっていいんだなって。あとは人の温度感が伝わるスタジオで、大きいスタジオで大きい声で聞かれる質問ではない答えだったり、テンションになれる」とコメント。「もうひとり一緒に作っていたのが佐久間さん。プロデューサーではあるけど、フロアでカンペを出すんですよね。(春日の妻である)クミさんの話題になった時に、佐久間さんのカンペが『93』になっていて」と笑い声で振り返った。
4人で作り上げた『あちこちオードリー』という空間について「佐久間さんがいることによって、僕も佐久間さん側を見て話したりとか、何度かお会いしているので、全方向に信頼できる人というか、安心できる人がいて、すごく楽しかったですね。いろんなところで話題になっているようで、すごくうれしかったですね。最初のメールテーマが、最近褒められますかっていうので、佐久間さんが褒めてくれないみたいな話があったじゃないですか。オレも、ラジオの中で名前を出してくれないと。本当にいいものは言葉にできないじゃないですかと(笑)。それで、佐久間さんがね、番組が終わった直後にツイッターで挙げた言葉が言葉にできない回ですだったから、ズルいぞと(笑)。その時に佐久間さんの伏線まで回収された」と語っていた。
番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で、『あちこちオードリー』の模様は放送後1週間以内は「TVer」で視聴することができる。