【エンタメ総合】
森崎ウィン&高橋颯、ミュージカル歌唱曲を本番さながらに披露 「できること全て詰め込みたい」と意欲

ミュージカル『ジェイミー』稽古場のぞき見会に参加した(左から)高橋颯、森崎ウィン 撮影:田中亜紀


 俳優の森崎ウィンとダンス&ボーカルグループ・WATWINGの高橋颯が8日、オンライン生配信でミュージカル『ジェイミー』稽古場のぞき見会に参加し、衣装を着用して本番さながらに歌唱シーンを披露した。



【動画】踊って美声を披露した森崎ウィン



 日本での初上演が決定した同作は、イギリスBBCで放送された実話を基に2007年にロンドンでミュージカル化され大ヒットを記録。ドラァグクイーンに憧れる主人公・ジェイミー役を森崎と高橋がWキャストで務める。



 8月8日の日本初演開幕まで1ヶ月。稽古場からキャストが勢ぞろいし、次々に歌唱シーンを披露した。「誰も知らない ~And You Don’t Even Know It」では、制服姿の森崎が軽やかなステップを披露しつつ、伸びやかな歌声を響かせた。他のキャストも息のあったダンスとコーラスで支えた。ジェイミーがドラァグクイーンのドレスショップを訪れた時の場面が描かれる「乗り越えるもの ~Over the Top」、生徒同士の掛け合いが見どころの「噂のジェイミー ~Everybody’s Talking About Jamie」など計5曲を歌唱。また稽古場らしく、演出家が直接指導する様子も配信された。



 稽古の手応えを問われ、森崎は「稽古途中ではあるが、こういった日を迎えられてうれしく思います」とにっこり。「やらなきゃいけないことはたくさんある」としつつ、「個人的な目標としてはできることがいっぱいある。小さい努力をたくさんして、幕が開くまでには自分ができることを全て詰め込みたいと思います」と力強く意気込み。高橋は「やるべきことはたくさんあると自覚している。家に帰っていっぱい反省したい」とちゃめっ気たっぷりに語った。



 今回は森崎と高橋のほか、安蘭けい、田村芽実、山口乃々華、佐藤流司、矢部昌暉、伊藤かの子、太田将熙、川原一馬、小西詠斗、鈴木瑛美子、田野優花、フランク莉奈、MAOTO、樋口麻美、実咲凜音、永野亮比己、泉見洋平、吉野圭吾、保坂知寿、今井清隆、石川禅が登場した。



 東京公演は8月8~29日に東京建物Brillia HALL、大阪公演は9月4~12日に新歌舞伎座、愛知公演は9月25、26日愛知県芸術劇場大ホールにて上演される。



■ストーリー

主人公は16歳の高校生ジェイミー・ニュー。彼には一つの夢があった。それはドラァグクイーンになること。そして高校のプロムに本来の“自分らしい”服装で参加すること。母親から真っ赤なヒールをプレゼントされたことをきっかけに夢に向かって強く突き進む思いを抱いたジェイミーだが、学校や周囲の保護者たちは猛反対。ジェイミーの夢を理解できない父との確執や周囲からの差別など、多くの困難を乗り越えながら、自分らしさを貫くジェイミーの姿に勇気と感動、そして幸せをもらえる、最高にハッピーなミュージカル。



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