【エンタメ総合】
ハライチ×佐久間宣行「smash.」で起こす化学反応「絶対に面白いものになる」
お笑いコンビ・ハライチとテレビプロデューサーの佐久間宣行氏がタッグを組んだ、縦型動画アプリ「smash.」の番組『ハライチのYAMi』が、6月10日よりスタート。演出は住田崇氏、構成はオークラ氏が手がけ、番組主題歌はヒャダインが作曲し、オープニングアニメは手書きアニメーションで話題のニイルセンが担当するといった、豪華な布陣が顔をそろえた。「澤部毒出しエステ~澤部をとにかく怒らせれば勝ち!」「ギャル漫グランプリ~ギャルと面白い漫才を作れ!」「最高のアニメ予告を作ろう」といった企画が目白押しとなっている。
【動画】ゴッドタンでの初対面エピソードを語ったハライチ&佐久間宣行
ゲストには、三四郎、さらば青春の光森田、ラランド、サンシャイン池崎、錦鯉渡辺、岡野陽一、かがや賀屋と豪華芸人がズラリ。声優の内田真礼、モデルの木下彩音、アイドルグループ・虹のコンキスタドール鶴見萌、ギャルモデルのゆうちゃみも参戦する(全エピソード無料で配信)。このほど、ハライチと佐久間氏がORICON NEWSのインタビューに応じた。
――番組をやると聞いた時の感想?
【澤部佑】めちゃくちゃうれしかったですよ。岩井と佐久間さんが一緒に熱く仕事をしているので、オレいなかったらすごくさみしいなと思っていたので(笑)、オレもいてよかったなと。
【佐久間宣行】ただ、打ち合わせは、岩井5、澤部1くらいでやっていました(笑)。
【澤部】1もないくらい(笑)。
【岩井勇気】『ハライチのYAMi』の打ち合わせって、スケジュールに入っていたんですけど、行ってみたら、澤部がいないっていうことがありましたね(笑)。
【澤部】あとは収録終わりに、岩井と佐久間さんで打ち合わせが始まるんですよ。オレ着替えていたんですけど、オレ行っていいのかなって思いながら、近づいて座るんですけど(岩井が)「いらないけど…」みたいな顔するし(笑)。
【佐久間】本当に外したい時は岩井とだけでやるんだけど、そうじゃない時は別にどっちでもいいっていう(笑)。
【澤部】そういう雰囲気を出すから、すごくさみしいっていうのはありますね(笑)。
――第1話の作りは衝撃的でした
【佐久間】もともと、smash.さんが音楽コンテンツが多くて、バラエティーとかがないので、ちょっと賛否両論あってもいいので、なんだあれはっていうのを第1話で置いて、その後に2人でやるバラエティーは絶対に面白いものになるので、1話だけちょっと違う球を投げてみようと。
【岩井】僕は台本見た時から面白いなと思っていて。新しい番組を始まっても、ファンの方以外が見るきっかけってないじゃないですか。だから、変なことをやった方がいいし、僕は面白いと思っていたので。あれすごくいいなと思いました。
【澤部】僕は最初よくわかんなかったですね。撮っている時が一番わけわからなかったですね(笑)。でも、完成見ると面白かったですね。
【佐久間】完成を見たのはいつ?
【澤部】配信されるギリギリのタイミングでした。
【佐久間】やっぱり、オレ澤部のLINE知らないから(笑)。
【岩井】オレはけっこう前に送られてきて「いいっすね」って返したんですけど、その次の日くらいに澤部とラジオ収録があって「見た?」って聞いたら「まだ見てない」って(笑)。
【佐久間】やっぱりね、こういうことなんですよ。オレもオードリーの春日(俊彰)の連絡先を知らないから、澤部の連絡先も知らないんですよ(笑)。コンビのブレーンとしか、連絡取らないから(笑)。
【澤部】春日さんもさみしがっていると思いますよ(笑)。
【佐久間】『あちこちオードリー』のゲスト、当日まで知らないから(笑)。
――そのほかの企画で印象に残っていたものはありますか?
【澤部】ギャル漫の時に、三四郎の小宮(浩信)さんが一発目で「縦だから、ここまでしか動けない」って言っていて、そうだ縦長の動画なんだって気付かされましたね(笑)。
【佐久間】小宮は真面目だから。でも、相田(周二)はなにもないのに、メイクに1時間かけて、現場が相田のメイク待ちになるっていう(笑)。それだけはね、クレームですよ(笑)。ネタも何もやらないのに、相田待ちっていう。
【佐久間】「澤部毒出しエステ」で、本当に嫌なことを言うのは、岩井が操るサンシャイン池崎でしたね。やっぱり相方すごいなと。その中で、澤部に「お笑いサラリーマンがよ」って言うんですけど、最低の発言だなと(笑)。
【澤部】どんなに思っていても、相方には言わないと思うんですけどね(笑)。池崎がやさしい子なんで、至近距離で目を見つめ合って、ひどいことを言うみたいなのがあったんですけど、けっこう目が泳いでいるというか、あいつの中での葛藤が(笑)。あそこまで映し出されたのはぜひ見てほしいですね。
――ハライチさんと佐久間さんの初めて仕事はいつになりますか?
【澤部】『ゴッドタン』のキス我慢選手権が最初だったような気がしますね。
【佐久間】童貞だみたいなのがあったんだよね。その流れでキス我慢だったら、いいんじゃないっていう。
【岩井】「イチャまんグランプリ」に、オレが最初に出て、全然ダメで、バチッとハマった最初は「コンビ愛確かめ選手権」だったかもしれないですね。
【佐久間】その時に岩井が澤部との格差みたいなのを、自嘲気味に語る、その笑い顔が殺し屋みたいだっていうので。
【岩井】劇団ひとりさんが「テレビでその笑い方ねーだろ」って(笑)。それからだと思いますね。
【澤部】最後、オレが岩井を操って笑わせる感じだったんですけど、最後はみんなが「腐れ!」って、それを求める流れになって、ガッと熱を帯びたっていうかね。
【岩井】その後、割と空いているんですけど、どこかの取材で佐久間さんが今面白いと思う芸人の中に入れてくれていたんですよ。
【佐久間】千鳥と岩井を入れた気がする。そこから、マジ歌みたいに歌を歌うCMも出ていますし、役者としても活躍していて、満島ひかりさんのお気に入りだしね(笑)。満島さんとお似合いの写真がたくさん上がっていますもんね。
【岩井】絵になるっていうところがありますよね(笑)。
――そんな佐久間さんと一緒に番組できる喜びはある?
【澤部】やっぱり、稀代の演出家ですからね(笑)。それこそ最初はあんまり話できないです。ちょっと怖さもあるし、なんかすごい人って聞いているし(笑)。そういう人と仕事ができる、さらに、自分たちの冠ということなので、喜びをかみしめながらやっています。
【岩井】僕の中では、テレ東のイベントに一緒に出た時に「なんかやらせてくださいよ」って言っていた約束を果たしてくれたと。単純にやっていて楽しい企画ばかりなので、それが続くといいなと思っています。