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藤岡弘、『仮面ライダー』功労者は怪人&ショッカー 危険シーンも死者出ず「彼たちこそ本当のヒーロー」
俳優の藤岡弘、(75)、佐々木剛(74)、宮内洋(74)が19日、都内で行われた映画イベント『KAMEN RIDER FILM ARCHIVE SPECIAL NIGHT』に参加。レジェンドライダー3人が約8年ぶりに集結し、変身ポーズを生披露した。
【動画】ファン歓喜!仮面ライダー1号・2号・V3が変身ポーズ生披露!
藤岡は本郷猛/仮面ライダー1号役、佐々木は一文字隼人/仮面ライダー2号役、宮内は風見志郎/仮面ライダーV3役を務めるレジェンドライダー。3人がそろうのは、2013年10月に行われたイベント以来で約8年ぶりとなる。
今年は『仮面ライダー』50周年という節目の年。当時は危険と隣り合わせの撮影ばかりだった。佐々木は「やってる方は命賭け。僕だけじゃない」としみじみ語りながらも「この番組で死人は1人も出ていません」ときっぱり。藤岡も「大野剣友会のショッカーから始まった、それを支えてくれたスタントマン。彼たちこそ本当のヒーローというほど。彼たちなくしては『仮面ライダー』はありえない。満身創痍の中で我々を支えてくれた。これは忘れてはいけない。影の功労者ですね」と“地獄の軍団”へ感謝していた。
最後に藤岡は「『仮面ライダー』は石ノ森章太郎先生が生みの親。そこから始まって、多くの関係者、スタッフの皆さん、多くの俳優の諸先輩から皆さんのお力によって、こうやって50周年を迎えた。感慨もひとしおでございます」と振り返る。「50年と一言で言いますけど、それぞれの中に仮面ライダーの思い出があると思います。愛と正義を伝えてきた仮面ライダー。これからも永遠に世界の子どもたちを支えていく。永遠に続いていくのを心より願いながら、信じております。未来を作っていく子どもたちに大きな影響を与えながら仮面ライダーが続くことを祈ります」とメッセージ。「ご来場の皆さん、ありがとうございました。50周年、おめでとうございます」とあいさつし、イベントを締めくくった。
この日は、『仮面ライダー1号』から『仮面ライダーBLACK』までの劇場版8作品を収録した『仮面ライダー THE MOVIE 1972-1988 4K リマスターBOX(4K ULTRA HD Blu-ray&Blu-ray Disc 4枚組)』が11月10日に発売されるのを記念したイベント。この模様は同作の特典として収録される。