【エンタメ総合】
森崎ウィン&高橋颯、Wキャストの主演ミュージカルが開幕「すごく1つになっている」
俳優の森崎ウィン、ダンス&ボーカルグループ・WATWINGの高橋颯、女優の安蘭けいが8日、東京建物Brillia HALLで行われたミュージカル『ジェイミー』の公開ゲネプロに参加。開幕を迎え、それぞれコメントを寄せた。
【動画】森崎ウィン&田村芽実が熱唱!ミュージカル『ジェイミー』公開ゲネプロ
日本での初上演が決定した同作は、イギリスBBCで放送された実話を基に2007年にロンドンでミュージカル化され大ヒットを記録。ドラァグクイーンに憧れる主人公・ジェイミー役を森崎と高橋がWキャストで務め、安蘭がマーガレットを演じる。
――初日を迎えた気持ちは?
<森崎>
ほっとしている部分もありつつ、緊張感が高まっていて、カンパニーが今、すごく1つになっているので、このまま引き締まっていきたいと思います。
<高橋>
もう1チームを観ることができるので、勇気をもらってやれそうです。初日から全力でやります。
<安蘭>
本当に幕があくんだと思ってワクワクしています。今は出来る状況じゃないけど、乾杯したい気分です。二人を見守りたいと思います。
――けいこ期間の印象的なエピソードは?
<森崎>
ずっとマスクをしながらけいこをしていて、本番で、マスクをとって、みんなの顔を初めて全部みたので、ドキドキしてしまいました。
<高橋>
演出家がけいこ中、りんごを丸かじりしている姿が印象的でした。かわいかったです。
<安蘭>
なんといっても演出家が印象的。リモートで初めて会った時は、興奮して画面の向こうから叫んで、はみだしていましたし、こっちに来てくださってからも目の前で全力で指導してくれました。いつも全力で、かわいいなと思ってみていました。誰よりも無邪気でした。
――自分らしい生き方をしていくのに必要だと思ったのものはありますか?
<森崎>
飛行機のフライトシミュレーターのゲームをやることです。飛行機が大好きです。
<高橋>
たいやきが好きです。くりこ庵が大好き。池袋にも店舗があります。生地がふわっふわで、分厚いホットケーキかなというような生地なのに、表面がカリッカリなんです!
<安蘭>
猫! 猫が大好きで、おうちに帰って、みるだけで、癒やされます。本来の自分に戻っていると感じます。
――観客へメッセージ
<森崎>
作品をとおして、お越しいただいた方の背中をおせるような作品でありたいです。お客様と一緒に成長していきたいですし、そうできると信じています。安全対策は万全に、心よりお待ちしております。
<高橋>
ここまでたくさんの方に、すごく見守ってもらって、支えてもらってきました。ジェイミーとして、やっと舞台にたてるので、お芝居でしっかり返せるように、感謝の気持ちをお客さんに届けられたらと思います。
<安蘭>
とにかく、パワーがあふれる作品です。みんなそれぞれが、ジェイミーの気持ちになって癒やされて帰っていただけると思います。二人とも、全く違ったジェイミーで、すごくすてきなので、ぜひお越しください。
東京公演は、きょう8日~29日に東京建物Brillia HALL、大阪公演は9月4日~12日に新歌舞伎座、愛知公演は9月25日・26日愛知県芸術劇場大ホールにて上演される。
■ストーリー
主人公は16歳の高校生ジェイミー・ニュー。彼には一つの夢があった。それはドラァグクイーンになること。そして高校のプロムに本来の“自分らしい”服装で参加すること。母親から真っ赤なヒールをプレゼントされたことをきっかけに夢に向かって強く突き進む思いを抱いたジェイミーだが、学校や周囲の保護者たちは猛反対。ジェイミーの夢を理解できない父との確執や周囲からの差別など、多くの困難を乗り越えながら、自分らしさを貫くジェイミーの姿に勇気と感動、そして幸せをもらえる、最高にハッピーなミュージカル。