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【東京五輪】侍ジャパンが悲願の金メダル 稲葉監督が男泣き「グッときました」
7日に神奈川・横浜で行われた野球の決勝で、稲葉篤紀監督率いる侍ジャパンが米国に勝利し、1984年のロサンゼルス五輪以来となる金メダルを獲得した。歓喜の瞬間が訪れ、稲葉監督は思いがあふれて涙がこみ上げていた。
【写真】侍ジャパンが悲願の金メダル 先制ホームランを放った村上宗隆
侍ジャパンは、グループAを1位通過した後、米国と対戦し勝利。準決勝では、韓国にも勝ち、全勝で米国との決勝を迎えた。日本の先発は森下暢仁、米国はマルティネスで、息が詰まる投手戦が繰り広げられる中、3回裏の攻撃で村上宗隆が先制ホームランを放った。
その後は、互いにチャンスが訪れるものの、得点に結びつかない中、8回裏の日本の攻撃で、吉田正尚のヒットからの悪送球で1点を追加。最後は、侍ジャパンの守護神・栗林良吏がきっちりと抑え、歓喜の瞬間を迎えた。
試合後のインタビューで、稲葉監督は「ありがとうございます! いやーもう最高ですね。みんな、一生懸命やってくれて、そういう思いが最後グッときました。ひとつも楽な試合はなかったんですけど、とにかく勝ちたい、金メダルを取りたいという気持ちで、非常にいいチームでいい試合ができたいと思います」とコメント。「たくさんの方が応援してくださりましたし、みんなでつかんだ勝利だと思います」と呼びかけた。
■野球日本代表の戦績
グループA…1位通過(日本4-3ドミニカ共和国、日本7-4メキシコ)
KOステージ第2R…日本7-6米国
準決勝…日本5-2韓国