【音楽】
SKY-HI「既存の価値観から完全なる脱却」 7人組グループ「BE:FIRST」に自信【全員コメント】
ダンス&ボーカルグループ・AAAのラップ担当でソロアーティストとしても活動するSKY-HI(日高光啓、34)が自腹で1億円以上を投じたボーイズグループ発掘オーディション『THE FIRST』から、7人組グループ「BE:FIRST」(ビーファースト)が13日、誕生した。日本テレビ系『スッキリ』(月~金 前8:00)で発表後、SKY-HIとメンバー7人が『BMSG「THE FIRST」メンバー決定会見』に登壇した。
【写真10点】会見で笑顔を見せる「BE:FIRST」デビューメンバー7人
昨年9月から募集が始まり、約1年かけて「BE:FIRST」のメンバーに選ばれたのは、SOTA(20)、SHUNTO(17)、MANATO(20)、RYUHEI(14)、JUNON(23)、RYOKI(22)、LEO(22)の7人。初のアーティスト写真も公開された。
私財1億円を投じてオーディションを主催したSKY-HIは「ただ売れるグループを作って頑張ろうということではなくて、日本という国から新しい価値観を明確に提示したいと思っています。音楽を与えられて、それをなぞるのがアイドルであったりダンス&ボーカルであるというような価値観から完全なる脱却をデビュー段階から果たしたいということを強く思っています」と言葉に力を込めた。
SOTAは、最終審査で落選した3人にも言及。「ここにいる7人ももちろんそうなんですけど、僕がここにいられるのも、あの3人のおかげでもあって。あの3人がいたからこそ、僕たちのモチベーションは遥か高くまで上り詰めたものがあったので、その前に(4次審査で)落ちてしまった5人も、ずっと一緒に戦ってきたメンバーと、これからも一緒に戦う気持ちで、背負って頑張っていきたいなと思っています。日高さんが脱落した3人とともにいられる場所を作っていただけているので、確実にいい音楽を3人とも作っていけるように頑張りたい」と意気込んだ。
落選したショウタはSKY-HIがCEOを務めるマネジメント会社兼レーベル「BMSG」とソロアーティスト契約、ランとレイコの2人は育成生契約を結ぶことが伝えられている。
メンバーは今後の夢として、「アリーナやドームでツアーをしてみたい。その先には海外でもライブをしてみたい。そして、この音楽業界に新しいカタチとして、最先端であるように頑張っていきたい。自分のパフォーマンスを見て、もし音楽の道を目指してくださる人がいれば、その人とコラボしてみたい。だいぶ先の夢ですが頑張ります」(MANATO)と目を輝かせた。
「BE:FIRST」は、 最終審査の課題曲としてSKY-HIとm-floの☆Takuが作曲した「Shining One」を7人で新録し、8月16日にプレデビュー曲としてリリース。年内のメジャーデビューを目指す。
■「BE:FIRST」メンバー会見コメント
▽LEO(22)
オーディションを通してたくさんの宝物や得たものがあるんですけど、「BE:FIRST」としてこれからも応援してくださる皆さんと、たくさんの宝物を作っていきたいなと思っています。
▽SOTA(20)
日高さん(SKY-HI)が掲げてくれたものにすごく惹かれて、ここを目指して頑張ってきました。そして今、この7人に自分がいられることがとても幸せです。そしてたくさんの恩返しをする義務があると思うので、そこをしっかり胸に置いて、成し遂げたいと思っています。
▽RYOKI(22)
この『THE FIRST』に出会えて、みんなに出会えて、さまざまな経験を生かしてここまでこれたことにまず何よりも感謝したいと思います。ここにいるのは7人ですけれども、参加した全員の気持ちを背負って、僕たちはこれからいけるところまで羽ばたいていって頑張りたいと思います。
▽MANATO(20)
このオーディションの当初からある、個性を殺さない、「クオリティファースト」「アーティシズムファースト」「クリエイティブファースト」の3つの言葉を聞いたときに、このオーディションに惹かれて参加しました。特に合宿では、一人の人間としてとてもこれからの人生においても大事なものを学ばせていただきました。これから僕たちは世界に羽ばたけるように頑張りたいと思います。
▽JUNON(23)
このオーディションを通してスキルの面でも成長して、人生の中で一番濃い経験ができたと感じています。BE:FIRSTのメンバーになることを目標にオーディションを頑張ってきたんですけど、ここで終わりじゃなく、これからこのメンバーと一緒に、BMSGの一員となって世界に羽ばたきたいと思います。
▽RYUHEI(14)
一人のアーティストとして、自分を磨いてきていたのが、今こうしてBE:FIRSTのメンバーとして、グループとして勝ち上がっていく新しい自分になれたということがとてもうれしいことだし、頑張ろうと思えます。これから頑張っていきます。
▽SHUNTO(17)
本当に多くのことを学ばせていただきました。それとともにすごく自分自身も成長を実感することができたので、ここがスタートラインだと思い、もっともっと自分が成長できるように精進していきたいと思っております。