【映画】
なだぎ武が『DC展』を鑑賞 ブラッドスポート&ピースメイカーの衣装が世界初展示

『DC展 スーパーヒーローの誕生』で世界初展示されている映画『ザ・スーサイド・スクワッド“極“悪党、集結』(公開中)のブラッドスポート、ピースメイカーのコスチューム(C)ORICON NewS inc.


 タレントのなだぎ武が17日、東京・六本木ヒルズ森タワー52階・東京シティビューで開催中の『DC展 スーパーヒーローの誕生』(9月5日まで)に来場。特別ガイドを務める杉山すぴ豊氏(アメコミ系ライター)とともに会場内をリポートした。



【動画】雨上がり決死隊の“解散報道”について語るなだぎ武



 米国最大級のコミック・ブック出版社「DC」は、1934年に誕生。その80年以上の歴史の中で、38年に「スーパーマン」、39年に「バットマン」、41年に「ワンダーウーマン」が次々に初登場を飾る。年表を見ながら、「バットマンは、初登場した頃からキャラがブレてない、完成されたキャラクター」「アメコミの方が、ジェンダー平等が進んでいた」などと解説する杉山氏。



 芸能界屈指のアメコミ好きで知られるなだぎも知らなかったことばかりのよう。怪獣が出てくることで話題の映画『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』(公開中)の「スーサイド・スクワッドは、最初は怪物から人類を守るために集まったミリタリーチームだった。後から、現在のようなスーパーヴィランの集団になった」という杉山氏の説明を聞き、「最初から怪獣と闘っていたんですね、なるほどね」と感心しきりだった。



 今年10月上演の舞台『ニンジャバットマン ザ・ショー』でジョーカー役を演じることがきまっているなだぎは、バットマンエリアに展示されている歴代バットスーツ(バットマンのコスチューム)の数々や映画でジョーカー役を演じたヒース・レジャーやホアキン・フェニックスが着用した衣装などを注意深く見て回った。



 「バットスーツも並べて見ると違いますよね、(作品によって)変化がある」(なだぎ)、「ティム・バートン監督のバットスーツは見た目のカッコよさ重視で動きにくそう。クリストファー・ノーラン監督はリアリスティックだから動きやすそうというのが、見るとわかる」(杉山氏)。



 杉山氏は「ティム・バートン監督がバットマン役にコメディ番組に出演していたマイケル・キートンを起用した理由について、人を笑わせるスキルを持った人でなければ、狂気を内包したバットマンを演じることはできないと考えていた。お笑い芸人がアメコミ作品をやるのは正しいことなんですよ」と、舞台を控えるなだぎにエールをおくる一幕も。



 なだぎも「しっかり演じたい。ジョーカーは、愛されるキャラクター。悪い奴なんだけど、信念があるし、日々を楽しんでいる。しっかり楽しもうと思う」と、意気込みを新たにし、「将来はアメコミ映画も狙ってみたいですね!」と話していた。



 同展では、貴重なコミックの原画やラフスケッチのほか、映画で実際に使用した衣装や小道具、バットモービル、バットポッド、さらには、世界初展示となる『ザ・スーサイド・スクワッド“極“悪党、集結』で実際に使用されたブラッドスポート、ピースメイカーのコスチュームもあり、映画と合わせて楽しめる展示がそろっている。

関連記事


最近の記事

茨城の求人情報