【映画】
宮沢氷魚、大鶴佐助と運命の出会い “異様な空気感”も実はいい人で「人は見かけによらない」

映画『ムーンライト・シャドウ』完成報告会見イベントに登壇した宮沢氷魚(C)ORICON NewS inc.


 俳優の宮沢氷魚が1日、都内で行われた映画『ムーンライト・シャドウ』(10日公開)の完成報告会見イベントに参加した。



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 完成報告では、作品の内容にかけ“忘れられない出会い”を明かすことに。宮沢は、舞台で3度共演した大鶴佐助の名前を挙げた。「その人がいるから今の自分がいると思うし、舞台がやりたいきっかけになった人」という大恩人だが、「初めて会った日が印象的過ぎて…」と苦笑いで明かす。「(舞台の)本読みをする前に若手メンバーでリハーサルをしようということになって。その作品は僕と佐助くんぐらいしか若手がいなかった。スタジオの入口にダボダボの古着で真っ赤な靴下でサングラスしてオールバックの怪しい人がいた。『この人とは絶対に仲良くなれない』と異様な空気感が漂っていた。マネージャーさんが『彼が大鶴佐助さんです』と(紹介した)」と、最悪のファーストインプレッションだったと明かした。



 仲良くなれるか大きな不安を抱いたそうだが「けいこ初日から仲良くなっちゃって(笑)。人は見かけによらないんだなと、改めて知った。僕にとって忘れられない出会いです」としみじみ。今では「しょっちゅう、うちに遊びにきます」と笑顔を見せた。



 本作は、1989年(昭和64年/平成元年)に刊行され、社会現象ともいえる大ヒットとなった吉本ばななの「キッチン」(新潮社)に収録されている短編小説が原作。ある日突然、愛する人を亡くした主人公のさつきが、死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象〈月影現象〉を通して、哀しみをどう乗り越えるのかを描いた「さよなら」と「はじまり」のラブストーリー。



 完成報告には、小松菜奈、佐藤緋美、中原ナナ、吉本ばなな、リモートでエドモンド・ヨウ監督も参加した。

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