【エンタメ総合】
ピンクのドレスでおなじみ阿佐ヶ谷姉妹をドラマ化 演じるのは木村多江&安藤玉恵

よるドラ『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』に出演する(左から)安藤玉恵、木村多江(C)NHK


お笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹の著書『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』が、NHKでドラマ化され、総合テレビ・よるドラ枠(月曜 後10:45~11:15)で11月1日から放送される(全7回)。姉の渡辺江里子を木村多江、妹の木村美穂役を安藤玉恵が演じる。



【写真】ピンクのドレスでおなじみ阿佐ヶ谷姉妹



 ドラマ化決定に“原作者”の阿佐ヶ谷姉妹は、「こんな地味な話、誰が興味を持って下さるのかしらと思う話ばかりの本が出版となり、それだけでも幸せでしたのに、えええドドラマ化!? このエリコをあの木村多江さんに、美穂さんをまさかの安藤玉恵さんに演じていただけるなんて。幸せ通り越して腰が抜けております」(渡辺江里子)、「地味な事しか書いていなかったので、申し訳ない気持ちになりました。渋沢栄一さんの様な方でないとドラマ化されないと思っていたので、これは姉妹にとって一生に一度の機会だと、ワクワクドキドキ、阿佐ヶ谷の我が家から拝見するのを楽しみにしております」(木村美穂)。そろって“地味”を強調し、恐縮しながらも、ドラマ化を喜んでいる。



 阿佐ヶ谷姉妹の2人は、血のつながった姉妹ではないけれど、仕事も生活も共にする“疑似姉妹”。阿佐ヶ谷の町の小さな部屋で暮らし始めたふたりは、個性豊かなご近所さんとの関わりの中でピンクのドレスに身を包んだ“阿佐ヶ谷姉妹”として町を象徴する存在になる。ところが、多忙を極め、四六時中一緒にいることが多くなった彼女たちに訪れたのは“倦怠期”…。ご近所さんたちを巻き込んで2人がたどり着いた“幸せのかたち”とは?



 2人の同居生活、そして理想の暮らし方を見つけるまでのエピソードを、映画『子供はわかってあげない』、『きょうの猫村さん』、「バイプレイヤーズ」シリーズなどの脚本家・ふじきみつ彦が愛あふれるホームドラマに仕立てる。



 涙もろく、寂しがり屋で、しっかりしているようだが実はおっちょこちょい、ふたり暮らしでは料理担当の姉・江里子役の木村は「モノマネしても伝えられません。というかそもそもすみません、モノマネができません。彼女の素敵な人間性をたくさんの方に知っていただきたい。阿佐ヶ谷姉妹の愛おしい“のほほん”を体感していただきたい。今はそれだけを思って、これまた素敵な安藤玉恵さんと、歌やらネタやら頭を抱えて稽古しています」と、コメント。



 マイペースで動物好き、姉を振り回してばかりいるようだが実はしっかり者、ふたり暮らしでは片付けを担当する妹・美穂役の安藤は「このような大役にお呼ばれして、気持ちを引き締めているところです。“のほほん”の中にあるあれやこれやは、2人で手繰り寄せてきた運の連続だったり、『せーのっ!』ができる人がそばにいることの心強さなのかなと。そんなことを考えながら楽しく演じられたらと思ってます。そして願わくば、阿佐ヶ谷姉妹のお二人がドラマを気に入ってくださると嬉しいな、なんて思っております」と話している。



 本作にはそのほか、いしのようこ、中川大輔、楠見薫、山脇辰哉、宇崎竜童、研ナオコなどが出演する。

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