【映画】
松坂桃李、古田新太と映画初共演「カロリーの消費量が高い」
俳優の古田新太、松坂桃李が23日、都内で行われた映画『空白』の初日舞台あいさつに出席した。
【動画】印象に残っていることを話す松坂桃李
物語は、中学生の万引き未遂から始まる。中学生の少女がスーパーで万引きしようとしたところを店長に見つかり、追いかけられた末に車にひかれて死亡してしまった。娘のことなど無関心だった少女の父親は、せめて彼女の無実を証明しようと、店長を激しく追及するうちに、その姿も言動も恐るべきモンスターと化していく。
今作で映画初共演を飾った古田と松坂。撮影はコロナ禍の前に行われたといい、古田は「非常に楽しい現場でした。とげとげしいシーンばっかりだったので、その反動で終わったらすぐ飲みに行っていました」と回顧。劇中では松坂を追い詰める役どころを演じ「桃李は役作りをする人なんで、あんまり仲良くしちゃいけないって」と、あえて距離感を作っていたという。
これに松坂は「古田さんとのシーンはカロリーの消費量が高いので、疲弊しきってホテルに帰っていました」と振り返り「なぜ監督含め、みんなが飲みに行けるのか不思議で仕方なかったです」と笑っていた。
舞台あいさつにはそのほか、田畑智子、藤原季節、伊東蒼、寺島しのぶ、吉田恵輔監督が出席した。