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【映画】
田中圭“おしゃれ大臣”選ばれず開き直る「正直、ショックもないです」“妻”中谷美紀の美ぼうに完敗
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俳優の田中圭と女優の中谷美紀が23日、都内で行われた映画『総理の夫』初日舞台あいさつに登壇した。劇中では初の女性総理大臣となる凛子を演じた中谷と、その夫で日本初の“ファーストジェントルマン”となる日和を演じた田中。キャストから“おしゃれ大臣”を任命する流れになると、中谷への指名が相次ぎ、決めポーズをしながらアピールしていた田中は「でもわかってました。わかってましたから。正直、ショックもないです」と言い切って笑いを誘った。
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大財閥の次男に生まれ何不自由なく暮らしてきた世間知らずの“鳥オタク”日和と、年上のパーフェクト美女=凛子は仲良く順調な日々を送っていたが、ある日、凛子が日本初の女性総理大臣に就任。日和は日本初の“ファーストジェントルマン”にかつぎあげられる。お人よし・なんからの坊っちゃん気質でいろいろ抜けている日和は、突じょ、政界の荒波に揉まれることに…。
この日は”組閣会議”としてキャストや登場人物のなかから○○大臣を決定。衣装もみどころとなることにちなみ“おしゃれ大臣”では、選ばれる気満々で決めポーズを始める田中に、貫地谷しほりは「すごいアピールしてくるんですけど…」と苦笑いを浮かべる。その上で、貫地谷は「中谷さん。大階段を降りてくるところがすさまじく美しくて、『写真を撮ってください』と撮ってもらい、家族に速攻で送ってすごく喜んでました」ときっぱりと選んだ。
田中は工藤阿須加にも熱い視線を送るが、工藤も「中谷さんですかね」と即答。「僕も大階段から降りてきたとき『うわぁ…きれい』って漏れちゃいました。僕も家に帰って母に電話で『あんなきれいな人がいる?』って。その日、工藤家はちょっと盛り上がりました」と感激したようで、同じく田中から猛アピールされた松井愛莉も「中谷さんで。いつ観てもお美しいですし、この人についていきたいって思います」と尊敬の眼差しを送った。
そんな田中も中谷について「本当にすごいキレイだったよね。大階段をわーって降りてくるんですよ。『きれ~…』ってなると思う」とうっとり。べた褒めされた中谷だったが「でも照明さんが『神々しく、美しく』って台本に書いてあるからなと、しょうがないから照明いっぱいあててやったよみたいなことをおっしゃっていて…。相当、私を美しく見せようと、ご苦労されたようです」と恐縮する。
衣装のこだわりについては「日本だとご高齢の方が票をもってらっしゃるので、そういう方に訴求できる清潔感と、改革をしていきたいという凛子の思いを込め、コンサバティブになりすぎないように、スタイリストさん、監督と相談してワンシーンワンシーンで丁寧に作っていただきました」とこだわりに胸を張っていた。
舞台あいさつには、河合勇人監督も登壇した。