【映画】
木村拓哉&長澤まさみ、互いへの“潜入願望”明かす「どういう普段を過ごされているのか」
歌手で俳優の木村拓哉と女優の長澤まさみが23日、都内で行われた映画『マスカレード・ナイト』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。鈴木雅之監督も参加する中、この日はSNSで寄せられた質問をBOXのなかから選んで回答。内容にちなみ、潜入捜査するならなんの職業がいいかについて長澤は「技術を駆使して、木村さんという存在に潜入して、体験してみたい」と興味津々の様子で、木村も「それ言えるなら、僕も絶対こっち。まさみちゃんに入って、どういう普段を過ごされているのか」とお互いへの潜入願望を明かした。
【写真】凛々しい表情を見せる木村拓哉
人気作家・東野圭吾氏の小説を映画化した今作は、前作『マスカレード・ホテル』(2019年)に引き続き、主人公の警視庁捜査一課のエリート潜入捜査官・新田浩介を木村、ホテル・コルテシア東京の優秀なホテルマン・山岸尚美を長澤が演じる。
潜入したい職業を「木村さん! 機械で…職業じゃないけど、木村さんになっちゃうみたいな」と思いついたように嬉々として語る長澤に、木村は「B'zの歌の世界観みたい。『たとえばどうにかして君の中、入っていって』みたいなことですよね…」とツッコミ。長澤が自身の生活を「すごい地味ですよ」というと、木村は「自分では地味だと思っているけど、プライベートでたまたま、車を運転してたらまさみちゃんが道を歩いていたんです。すごい笑顔で、一人で」と素顔を暴露して笑いを誘った。
「私、走ってるときも笑いながら走ってると言われたり、割と口角があがっているみたいですよ」と食い下がる長澤にも、木村は「いや、あれは完全に笑ってました。だからすごい良いことがあったんだなって」ときっぱり。一方、長澤は木村になって「『キャーッ』って女性が言ってるところに…」と憧れると、木村は「今言っちゃけいないんですよ」と冷静に指摘した。長澤は「でも木村さんになってみたい。『木村さんの日常』ってドラマを作ってほしい。面白そうですよね? 木村さんは木村さんの役」と想像をふくらませていた。
これまでも数々の職業を演じてきた2人。そのなかで向いてるかもと思ったものについて「ぱっと思いつかない」と迷う長澤は、木村は「詐欺師?」と聞かれるも、「美容師さん…? 今は『マスカレード』ですから。ホテルマンがいいです!」とにっこり。一方で、木村は「職業だったら、シェフか、外科医。やることは違いますけど魅力を感じます。味ってやっぱり、すごいコミュニケーションだと思うので。でも警察も捨てたものじゃないですよ」としっかりフォローしていた。