【映画】
深田恭子、「思い出深い作品に」 『劇場版 ルパンの娘』“お宝”映像第4弾
女優の深田恭子が主演を務める『劇場版 ルパンの娘』(10月15日公開)から、2年に及ぶ時間をかけ、愛と情熱を注いで作り上げた本作についてキャストが想いを語る、メイキング映像も盛りだくさんな特別映像第4弾“感動のフィナーレ編”が解禁された。
【動画】深田恭子“感動のフィナーレ編”
『ルパンの娘』は、横関大氏の同名小説(講談社文庫)などを原作に、2019年7月期と20年10月期にテレビドラマ化され、ドラマ終了後に映画化が発表された。代々泥棒一家である “Lの一族”の娘・三雲華(深田)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の禁断の恋を描いた人気シリーズ。
ドラマシリーズから約2年、ほかの役を挟まずに、主人公・華を演じ続けた深田は「なかなかここまで長く演じさせていただける役はないので、すごく思い出深い作品になりました」と、『ルパンの娘』が特別な作品になったことを明かしている。
泥棒一家の娘・華と禁断の恋を育んだ、警察一家の息子・和馬を演じた瀬戸康史は「本当に楽しい現場でした」と振り返り、とにかく毎回現場に行くのが楽しみだったという。撮影合間に談笑する深田と瀬戸の姿や、ダンスの練習をするLの一族のメイキング映像も映し出されており、2年間同じメンバーで作品に挑んだキャストの仲の良さがうかがえる。
ド派手な衣装を身にまとい、人一倍お宝好きな泥棒一家の美しすぎる母・悦子を演じた小沢真珠は「悦子を演じることで、(役者としての)新しい引き出しを開けていただいた」と、本作で振り切った演技に挑戦したことを振り返った。
さらに、ドラマシーズン2からの参加、殺された祖父の仇をうつことに奮闘する、名探偵一家の娘・北条美雲を演じた橋本環奈の姿も。持ち前の高い推理力を発揮し、ある事件を推理をしている姿のメイキング映像とともに「美雲の真っ直ぐ進んでいく気持ちが映画の中で消化できた」コメントしている。果たして復讐に燃える美雲に訪れた、誰も予想しなかった結末とは?
泥棒一家の父・尊を演じた渡部篤郎は、長い役者人生の中でもルパンの娘が一番楽しい作品であったと明かし、劇場版のゲストとしてもう1人のLの一族・三雲玲を演じた観月ありさは「もっと演じたいと思いながらクランクアップを迎えてしまった」と振り返る。
レギュラーキャストのみならず、ゲストも名残惜しさを口にするほど、撮影現場は温かな雰囲気に包まれ、チームワークの良かった様子。それは映画自体のクオリティにも直結し、深田は「この映画で少しでも皆さんに笑顔になっていただけたら」と願いを込めた。