【映画】
小松菜奈、初共演の林遣都につけた“あだ名”は「ケント・デリカット」 心の距離縮める

林遣都とすっかり打ち解けた小松菜奈 (C)ORICON NewS inc.


 俳優の林遣都、女優の小松菜奈が29日、都内で行われた映画『恋する寄生虫』(11月12日公開)完成披露試写会に登壇。小松は、初共演となる林との心の距離を縮めるために、撮影現場に入る前に“あだ名”を考えたといい「ケント・デリカットにしようと思って、そう呼ばせていただいたら(林から)『もう別人じゃん』って言われました」と笑顔で打ち明けた。



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 小松は続けて「距離を縮め方が小学生男子みたいになっちゃったんですけど(笑)。ずっと、そう呼んでいたら『だんだん、くせになってきたかも』って言っていただいて」と満面の笑み。「現場では、遣都さんのお芝居に対するアプローチや姿勢がすごく真面目なので、戸惑った時にどうすればいいのか全部話せる人で…。遣都さんが家に持ち帰って『僕はこう思うんだよね』って考えてくださったり、本当にやさしいなと。本当に救われたというか、いろいろ助けていただきました」と声を弾ませた。



 一方の林は「小学生時代に野球をやっていた時(ケント・デリカットと)呼ばれたことがあって…。これ冗談かなと思っていたら、本当にずっと呼ばれ続けて、何の引っかかりもなく呼んでくるんですよ。『ここのせりふは、ケント・デリカットが』って、本当にその名前になったような感じで(笑)。あっ、冗談じゃなかったんだなと。全部正直な方なんだなって感じました」と笑わせていた。



 本作は、極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年・高坂賢吾(林)と、寄生虫が好きで、視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙(さなぎ)ひじり(小松)のはかない恋物語となっている。試写会にはそのほか、柿本ケンサク監督も登壇した。



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