【エンタメ総合】
堤真一『つましょー』追加キャストに吉田羊 娘の愛し方がわからないシングルマザー役

金曜ドラマ『妻、小学生になる。』に出演する吉田羊(C)TBS


 俳優の堤真一が主演する来年1月スタートのTBS系ドラマ『妻、小学生になる。』の追加キャストとして、吉田羊が出演することが発表された。



【写真】10年前に他界した妻を演じる石田ゆり子



 原作は、『週刊漫画TIMES』(芳文社)に連載中の村田椰融氏による同名漫画。10年前に愛する妻を失い生きる意味を失った夫とその娘が、思わぬ形で妻(母)と奇跡の再会をする。なんと妻(母)は生まれ変わって、10歳の小学生の女の子になっていた!? 夫と娘はそんな妻(母)の姿に戸惑いながらも、10年ぶりに彼女に尻を叩かれ叱咤激励される、という内容。堤は今作で16年ぶりにTBSドラマへ出演する。



 10年前に他界した妻・貴恵(石田ゆり子)の生まれ変わりで、小学生の白石万理華(毎田暖乃)の母親・白石千嘉を演じる。千嘉は、夫と別れ、パートをしながら女手一つで万理華を育てているという役どころだ。



 千嘉自身が母親に愛されなかったという思いから、万理華との距離感に悩み、冷たく当たってしまい、どう向き合えばいいかずっと悩み続けている。そんな中、万理華が自分に隠れて全く知らない家庭と会っていることを知り、その「秘密」を知ろうとする。



<吉田羊>

台本を読んで、ファンタジックな世界でありながらも、生身の人間が演じることで説得力があり、ファンタジーとリアルの境界線が曖昧になっていくような、とても不思議な物語だなと思いました。



私が演じる千嘉さんは、彼女自身何やら訳ありの人生を送ってこられた方なので、その歪みと向き合いながら、圭介さんを始めとした周りの人々と関わっていく中で変化していく千嘉さんを見せられたらいいなと思っています。



不思議な設定のドラマではありますが、そこに描かれているのは、私たちの周りに溢れているエピソードばかりです。家族を亡くされた方、家族との向き合い方に悩んでいる方、仕事に悩む方、そして人付き合いに悩む方などなど、それぞれの“立ち止まり”に寄り添い、背中を押してくれるじんわりとあたたかいドラマです。ぜひご覧ください。

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