【エンタメ総合】
山崎育三郎「また甲子園に関わることができて光栄」 開会式沸かせた美声で熱戦の裏側をナレーション

『高校野球スペシャル 甲子園がつないだもの』のナレーションを担当する山崎育三郎(C)宮崎健太郎


 俳優で歌手の山崎育三郎が、29日放送のABCテレビ『高校野球スペシャル 甲子園がつないだもの』(後11:40 ※関西ローカル)のナレーションを務める。今夏、2年ぶりに開催された夏の甲子園のエピローグを、同大会の開会式で「栄冠は君に輝く」を独唱した山崎が、持ち前の美声でつづる。



【写真】高校球児を追いかけ続けるヒロド歩美アナウンサー



 山崎は「2021年最も心震えた瞬間、それは全国高等学校野球選手権大会の開会式で『栄冠は君に輝く』を歌わせていただいたことです。昨年はコロナウイルスの影響で大会が中止。今年、念願の甲子園に立てる喜びに満ちあふれた選手の表情は忘れることができません」と振り返り、「今回は、ナレーターとしてまた甲子園に関わることができて光栄です。あの時グラウンドで感じた想いを大切に挑みます」と力をこめる。



 長雨により史上最多7度の順延、新型コロナによる出場辞退など、ドラマに満ちた今年の夏の甲子園。「大阪桐蔭×東海大菅生」では、グランドがぬかるむほどの雨になり、打者のバットがすっぽ抜け、打球が止まり内野安打となる中、山口智久球審が両主将に声をかけ降雨コールドとなった。球児や球審が、当時の感情を振り返る。



 新型コロナの影響では2校が出場を辞退し、その中でも「宮崎商業」は唯一試合をすることができなかった。苦渋の決断をした学校関係者の思いとともに、彼らだけが知るあの日の裏側が明かされる。また、無念の辞退から数ヶ月、同校ユニフォームのストッキングにはオレンジ色のラインが1本増えて2本となり、新チームに“甲子園出場”の証が刻まれていることなどを伝える。



 また、女子高校野球で史上初めて甲子園の土を踏んだ女子高校野球決勝「神戸弘陵×高知中央」のエピソードや、夏の甲子園のハイライトとなった史上初の智弁対決「智弁和歌山×智弁学園」の立役者となったスーパー2年生に迫る。



 山崎とともに、ABCテレビのヒロド歩美アナがナレーションを担当し、「大会は夏に行われますが、球児は季節を問わず野球と向き合います。だからこそ、多くの高校野球ファンから夏以外も熱闘甲子園を放送してほしいと声をかけられます。この番組では、甲子園が終わった後の3年生の表情と、想いを引き継いだ後輩の覚悟をご覧ください」と呼びかける。



 高校野球サイト「バーチャル高校野球」で見逃し配信が実施される。

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