【エンタメ総合】
『リバイス』“牛島家”奥智哉、謎の組織ウィークエンドの一員に驚き「フェニックスに不信感が…」 俳優としての目標語る

『仮面ライダーリバイス』で牛島光を演じる奥智哉 (C)ORICON NewS inc.


 仮面ライダー生誕50周年記念作品の『仮面ライダーリバイス』(毎週日曜 前9:00、テレビ朝日系)。波乱の展開が続く中、「しあわせ湯」の常連客だった牛島家の人たちが、新たな組織「ウィークエンド」に所属していることが判明。ORICON NEWSは、牛島光を演じる奥智哉(17)にインタビュー。驚きの展開が続く、『リバイス』への思いや、俳優としての展望などを聞いた。



【写真】『リバイス』での牛島光とは違った表情を見せる奥智哉



■牛島光として心がけたこと「ちょっと怪しくなり、今じゃ怪しさ満点」



 「令和仮面ライダー」第3弾の『仮面ライダーリバイス』は、悪魔と契約する仮面ライダー。主人公の五十嵐一輝(前田拳太郎)は、デッドマンズの魔の手から大切な家族を守るために、内に宿る悪魔・バイス(声:木村昴)と契約。一輝は「仮面ライダーリバイ」に変身し、悪魔のバイスは「仮面ライダーバイス」に変身。ヒーローと悪魔が相棒を組むという、“1人で2人”の最強コンビの仮面ライダーが誕生した。また、一輝の弟の五十嵐大二(日向亘)、妹の五十嵐さくらも、それぞれ仮面ライダーライブ、仮面ライダージャンヌに変身。6日の放送では、フェニックス、デッドマンズに続く、第3の組織・ウィークエンドが登場。牛島家が所属していたことが明らかになる衝撃の展開を迎えた。



――『仮面ライダーリバイス』に出演してみていかがですか?

 仮面ライダー50周年記念作品。今までの重みというか歴史のプレッシャーもありながら楽しみつつ、いい作品に仕上げられたらなと思いながらやっています。



――周りの反響は?

 友だちから「仮面ライダー出てるの?」と驚かれます。応援の言葉をスゴく多くいただきました。身内からも「スゴいじゃん」と褒められたり。でも、すぐに「もっと頑張らなきゃ」と活も入れられましたが(笑)。



――演じる牛島光について

 しあわせ湯に潜入している時は好青年。誰が見ても、いい人。その裏で、とある感情が欠落している設定です。喜怒哀楽が理解できなかったり、他者との共感ができない人間なので影のある役なのかなと思います。



――1話では、大二を応援していた光が、だんだんおかしい描写が増えていき…。年末に放送された階段のシーンは衝撃でした。

 そうなんですよね(笑)。ちょっと怪しくなり、今じゃ怪しさ満点ですから。階段のシーンは急にSFチックになっていましたね。さくらも「きょうは、帰るね…」ってなっていましたけど、あれは帰りたくなります(笑)。



――牛島家は、どんな話し合いをして役作りをしてるのでしょうか?

 太助役の矢柴俊博さん、公子役の乃緑さんの夫婦の尻に敷かれる関係は、演じている中で決まったみたいです。矢柴さんのアドリブ力で、なんと即採用でした!光としては、怪しまれる前は、とにかく目立たず怪しまれないようにしていました。「普通」のキャラクターを、ただただ演じました。変に印象を残すこともせずに背景と同化するような常連客になりたいと地味に演じました。



――そんな光を含め牛島家は、謎の組織「ウィークエンド」の一員ということが判明しました。

 びっくりしました。第3の組織のウィークエンドと言われ、どんな目的なのか気になっていました。フェニックスに不信感がある対抗組織。フェニックスも怪しいところが出始めてきました。フェニックスの野望を阻止することを目的としているので、面白いなと思いました。



――“常連客”光と、“ウイークエンド”光の演じ分けで心がけている部分は?

 二面性です。大きく変化の差をつけたかったです。表向きの顔はさわやかな笑顔。ウィークエンドの時は、心の底から笑っていない、取り繕った笑顔にしています。あとは目です。ウィークエンドでは、生気のない不気味な目をしようとしています。



――さくらとの関係も気になりますが…

 ストーカーみたいな行為をしてますからね(笑)。井本さんとも、お話する機会が、どんどん増えて仲良くさせていただいています。



――改めて、五十嵐3兄妹を演じる前田さん、日向さん、井本さんの印象は?

 五十嵐家長男の一輝を演じる前田拳太郎さんは、めちゃくちゃお兄さん感があって、すごく頼りがいがあります。心強い見方だなと思います。次男の大二役の日向亘さんは、年は1つ違うだけなので親近感があります。誰とでも仲良くなれる方で、すごくフレンドリーに接してくれています。フランクに話しかけてくれるので、こちらもフランクに会話できて、ありがたかったです。さくら役の井本彩花さんも年は1つ上です。気遣いの人というイメージで、スゴくステキな方です。3兄妹、みんないい方だなと思います。



――印象に残っている仮面ライダー作品はありますか?

 『仮面ライダーオーズ/OOO』と『仮面ライダー電王』です。1番、見ていて記憶にも残っているのが『オーズ』。ベルトなしで変身していました(笑)。仮面ライダーは好きだったんですけど、ベルトはねだらなかったみたいです。そんな作品に携われているのは感慨深いです。いつか自分に子どもができた時に見せて自慢したいです(笑)。



――ちなみに変身願望は?

 もちろんありますよ! この『仮面ライダー』という作品に携わらせていただいている以上は「変身!」と言ってみたいです!



■俳優としての目標 意外なジャンルの作品に出演熱望



――俳優を志したきっかけは?

 小学校6年生の終わりごろ、父親から「将来は何になりたいの?」と聞かれて、ちょうどテレビで『るろうに剣心』の映画の番宣をやっていたんです。冗談半分で「僕も、こんなことできるのかな?」と言ったら真に受けたみたいで。父が今の事務所に履歴書を書いて応募したのが始まりでした。最初は軽い気持ちだったので、まさか受かるとは、という感じでした。当時は本当に続けるのか迷っていました。



――そうだったんですね。俳優として、やっていこうと思ったできごとはありますか?

 中学3年生の時に初めてドラマに出演させていただきました。蜷川実花監督のNetflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』という作品です。撮り終えて振り返ってみて、自分もこの世界の人間なんだな、この仕事を続けていきたいな、という自覚が芽生えました。夏木マリさんや笠松将さん、中谷美紀さんなど、俳優という仕事に対して真剣に向き合っている方々とお会いし、ご一緒させていただくことで感化されたんだと思います。



――影響を受けたのは

 今よりも自分の演技は未熟でした。肩に力が入って固くなっていると感じていることが多かったんですが、笠松さんはリラックスして落ち着いているイメージがありました。自分も落ち着かなければ、と。笠松さんのお芝居を見て勉強しました。



――出てみたい作品はありますか?

 作品で言うと、アクション映画に出てみたいです。シリアスでホラーチックな作品も好きです。



――俳優として、憧れの存在は?

 山田孝之さん、堤真一さん、佐藤健さん、神木隆之介さんです。佐藤健さん、神木隆之介さんのお芝居を、自分の見本として見させていただいています。この仕事を始める前に見て衝撃を受けたのは山田孝之さんの『闇金ウシジマくん』、堤真一さんの『土竜の唄』です。堤さんは『スーパーサラリーマン左江内氏』もやっていて、『土竜の唄』のヤクザ役とのギャップを見て、小学生ながら「役者って、スゴい」と思っていました。



――バイオレンス系の映画がお好きなんですね。

 特に『孤狼の血』など白石和彌監督の作品は大好きです。『孤狼の血 LEVEL2』で一作目との松坂桃李さんの役の変わり方がすさまじくて…。別人でした。映画も、もちろんめちゃくちゃ面白かったです! ラブコメも好きですけど、いつかヤクザ系に出られたらうれしいです(笑)。



――俳優としての目標は

 今の目標は、ありきたりかもしれないですけど映画の新人賞です。取ってみたいです。『MOTHER マザー』で1歳上の奥平大兼さんが新人賞をいくつも受賞していて、スゴいなと思いました。刺激になりました。



――最後に、これからの『仮面ライダーリバイス』の見どころをお願いします。

 兄妹の仲や、組織としての対立など、いろいろなところで絆が試されます。一輝とバイスだけじゃなく、大二とカゲロウの絆も注目です。牛島光のウィークエンドとしての動向や、ウィークエンドの目的にも注目していただけたらうれしいです!

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