【エンタメ総合】
宮迫博之『牛宮城』は“完成しない焼き肉屋” 念願の開業に胸躍らせる「ここからがまた勝負」

焼肉店『牛宮城』オープン前日インタビューに応じた宮迫博之 (C)ORICON NewS inc.


 元雨上がり決死隊の宮迫博之(51)がプロデュースする東京・渋谷の焼き肉店『牛宮城』が、きょう3月1日にオープンする。共同経営者だった人気YouTuber・ヒカルの撤退やオープン日の延期を経て、ようやく迎えた“船出”。前日の2月28日、宮迫がORICON NEWSのインタビューに応じ、現在の率直な心境などを語った。



【動画】元相方・蛍原徹からのアメトーーク“公開予約”について言及した宮迫博之



■“騒動”後は「焼き肉が嫌いになるくらい」味を追求



 『牛宮城』は昨年10月1日にオープンする予定だったが、試食会で提供された肉のクオリティーなどをヒカルが酷評。開業が延期となったほか、ヒカルは同年11月に共同経営者から撤退した。その後は新たな協力者を迎え、納得の味、店作りを追求。その模様を自身のYouTubeチャンネルに投稿するなどしていた。また、2月26日には、同店の100%株主になったことも報告している。



 オープンを控え、宮迫は「できることは全てやったので、不安もありますけどワクワクの方が大きいですね。ワクワクが8、9割ありますね」と笑みを浮かべ、記念すべき日を心待ちにしている様子。



 ヒカルに酷評された後、オープンを延期して納得いくまで肉の質や味を追求してきた。宮迫は「焼き肉が嫌いになるくらい食べたので、納得していただける味になったと思います」と自信を見せる。若干ふっくらしたようにも感じられたが、「ダイエット企画をやってる最中なんですけど、1ミリも痩せない。すごいトレーニングしてるんですけど、おっつかないですね。(朝昼夜)3食焼き肉です」と“焼き肉漬け”の日々を送っていると明かす。



 共同経営者だったヒカルが途中で撤退するという予期せぬ事態も起きた。オープンするまで紆余曲折あったが、「最初の試食会がひどかった。そこの一番の理由は、自分がしっかり携わっていなかった。人任せで、自分の所見で楽しみたいっていうお客さん目線で考えていたのがだめ」と過去の自身の甘い考えをバッサリ。「そこを180度変えて、今に至るまでがっつりすぎるほど携わったので、そこは自信を持って『良いものができた』と言えると思います」と真摯に飲食業に向き合った。



 また、同店を経営する『ノーブルプロモーション』の株を経営者・若林和人氏から買い取り、100%取得した件に触れると「若林は、ここにたどり着くまでに一番批判された人間でもあるが、一番頑張ってくれていた」と感謝を口にした。他の会社を経営している実績もあるため「好意で株半分持ってもらって、社長になってもらっていた」とし、「負担を減らす意味でも、僕が100(%)やるよと。(若林氏は)素人なのにすごく叩かれてしまった。僕は叩かれるのも慣れっこなので(笑)。今まで通りサポートしてもらいながら、負担を減らせるようにした」と内情を打ち明けた。



■「大変やと思うけど」元相方から電話で“エール&予約”



 焼き肉屋という慣れない世界のため、プレオープンをする中でさまざまな課題に直面しているという。「たこ焼き屋をオープンする時も大変だったんですけど、焼き肉屋さんは初めてだったので、すごいですね…大変です。いろいろと滞る箇所がたくさん見えてきた」と、まだまだ改善の余地があるという。



 公式サイトで予約受付を開始すると続々と埋まっていき、3月は「ほぼほぼ埋まってる状態」と明かす。これも想定の範囲内だそうで「もちろん冷やかし半分の方もいらっしゃるのかもしれないですけど、埋まるだろうなと。オープン前にこんなに有名になる焼き肉屋もないので(笑)」と自虐気味に語る。



 一方で「その分、他の店舗さんと違って、一挙手一投足見られるから、サービスなどはしっかりやろうと」と、開店前からの盛況ぶりに甘えることなく気を引き締めた。また、芸人仲間からも続々とエールが届いているそうで、「僕に連絡をくれる前に予約を取ってくれた後輩の子もいます。うれしいですね」としみじみ語った。



 元相方・蛍原徹は、24日放送のテレビ朝日系バラエティー『アメトーーク』を通じて、出川哲朗と2人で訪問すると“公開予約”する場面があった。宮迫はその時の番組を見ていたそうで、「一昨日くらいに(蛍原から)電話で予約を承りました。気を遣ってくれて、前半は予約いっぱいで忙しいので『落ち着いてから一月、二月後でいいよ』ということで。出川さんとのスケジュールを見て来てくれるみたいです」と顔をほころばせた。「うれしいですよ。ぜひ来てくださいと。『大変やと思うけど』と言ってもらえました。楽しみですね」と声を弾ませ、再会を心待ちにしていた。



■『牛宮城』経営に心血注ぐと誓う



 ようやくオープン日を迎えたが「それがゴールではない」と気合を入れ直す。「ここからがまた勝負ですから。実際にお客さまに食べていただいて、お店の雰囲気など楽しんでいただく。おいしい自信はあるが、もちろん好き嫌いはあるし『ここはちょっと味が濃いんじゃないか』というお客さまの声を聞きながら、進化していける焼き肉屋さんにしようかなと」。



 仕入れる肉のこだわりも明かす。「お肉もここの肉を使うと決めずに、その時にいいお肉を仕入れて提供するという形をとって、常に変わっていく焼き肉屋さんにしていきます。内装も最初にお金もかけないと決めたので、徐々に愛されて、お金が確保できるようになってから改善していく。“完成しない焼き肉屋”ですかね」と自らの理想を掲げた。



 経営が軌道に乗り、ゆくゆくは2店舗目、3店舗目も計画しているのか問うと「その構想は、今は考えられないですね」とピシャリ。『牛宮城』の経営に心血を注いでいくと誓った。「何年か愛されるようなお店になって、そういう話をしていくことになるかもしれませんけど。次のことを言ったら『また言うてるわ』ってなるんで(笑)」と冗談を交えつつ、新たな挑戦に胸を躍らせた。



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