【エンタメ総合】
【YouTubeチャート】韓国ボーイズグループ・Stray Kids「CASE 143」 初登場2位
今週(2022.10/7~10/13)のYouTubeチャートTOP100の週間総視聴回数は先週比で7.0%増となった。TOP100の初登場作は12作(先週14作)。
【動画】タイトル曲としては初めてのラブソングとなる「CASE 143」MV
今週も1位となったのはAdoの「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」(視聴回数500.0万回)。視聴回数は先週の約1割減となったが、これで6週連続、通算9度目の首位獲得となった。8週続けてAdoが歌うアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌・挿入歌がTOP10の半分を占めていたが、今週は1作減の4作となった。
初登場で2位に食い込んだのは、韓国8人組ボーイズグループ・Stray Kids「CASE 143」(同400.2万回)。10月7日にリリースした新作アルバム『MAXIDENT』のタイトル曲で、今年3月にリリースした「MANIAC」での初登場14位(同197.6、万回)の記録を大きく上回った。デビュー曲「District 9」(18年3月)から、すべてのタイトル曲をグループのプロデュースチーム3RACHA(バンチャン、チャンビン、ハン)で手がけている。今作も3RACHAが手がけており、独特のセンスとアイデアが光る楽曲に仕上がっている。また、タイトル曲としては初めて披露する愛の歌であることも話題だ。9月17日と18日の2日間、韓国KSPO DOME(オリンピック体操競技場)にて単独コンサートを開催した彼らは、11月より2ndワールドツアー「MANIAC」の追加公演を開催することになっている。
先週13位から4位に上昇したのは、なとり「Overdose」(同354.6万回)。 9月前半にすい星のように現れ、TikTokでの盛り上がりを背景に、視聴回数を大きく伸ばしている。“19歳のシンガーソングライター”であること、昨年5月に活動を開始したばかりということ以外に目立った情報のない、正体不明のアーティストということでも注目の存在だ。
6位に初登場したのは、10月15・16日に大阪・Panasonic Stadium Suitaで、スタジアムライブを行った藤井風の新作「grace」(同291.0万回)。藤井が出演するNTTドコモのプロジェクト「KAZE FILMS docomo future project」の新TVCM「KAZE THEATER」篇でオンエアされている楽曲で、「すべてのひとに、才能がある」というプロジェクトのテーマにインスパイアされて制作されたもの。10月10日に自身のYouTubeチャンネルで公開されたミュージックビデオ(MV)の撮影地はインド。宗教や文化、人々の息づかいが感じられる味わい深い内容となっている。後半の大勢の現地の人々と共に踊るシーンは圧巻。タイトルに込められた“恵み”が味わえるような、ピースフルな映像に仕上がっている。23位には先週初登場した「damn」(同155.3万回)がランクインしている。
18位(先週77位)に急上昇したのは、なにわ男子「ハッピーサプライズ」(同193.2万回)。11月16日に3rdシングルとしてCDリリースされる「ハッピーサプライズ」の表題曲で、グループのきらきら感がぎゅっと詰まったウィンター・ラブソング。10月6日にレコーディング映像が公開されて、一気にチャートを上昇した。