【映画】
オースティン・バトラー、GG賞主演男優賞獲得 天国の母やエルヴィスへ感動スピーチ

「第80回ゴールデングローブ賞」で主演男優賞(ドラマ部門)を受賞したオースティン・バトラー (C)ORICON NewS inc.


 映画『エルヴィス』で、“キング・オブ・ロックンロール”とも呼ばれるエルヴィス・プレスリーを歌と踊りで見事に体現したオースティン・バトラーが、米ロサンゼルス現地時間10日に行われた「第80回ゴールデングローブ賞」で主演男優賞(ドラマ部門)を受賞。授賞式では、天国の母を思い声を潤ませる感動スピーチを披露した。



【写真あり】GG賞授賞式会場でキャッチしたオースティン・バトラー



 会場には、助演男優賞にノミネートされたブラッド・ピット(『バビロン』)の姿もあり、スピーチのつかみで、「私のヒーロー、ブラッド・ピットと同じ会場にいることにただただ感謝しています。『パルプ・フィクション』を観た12歳の時のことを思うと、このような場に立っていることが信じられません」と語り、ほかの名だたる俳優たちとともにノミネートされたことへの喜びをあらわにした。



 エルヴィス役を演じきれるか、「自分でも自信が持てなかった時に、自分のことを信じてくれて支えてくれた」バズ・ラーマン監督をはじめ、同作で共演したトム・ハンクス、さらには、バズ・ラーマンにオースティンを売り込んだデンゼル・ワシントン(ブロードウェイの舞台「氷人来る」でオースティン・バトラーと共演)、映画製作に全面協力した、エルヴィスの元妻プリシラ・プレスリーや、娘のリサ・マリー・プレスリーらの名前を挙げ、感謝を伝えた。



 姉のアシュリー・バトラーは会場に、父親は「家で見守ってくれている」、そして母は「今、(受賞の喜びで)自分が笑っていることを(天国から)見ているだろう」と家族に触れ、最後にエルヴィス・プレスリーを称えてスピーチを締めくくった。



 アカデミー賞の前哨戦として注目される「ゴールデングローブ賞」。これまで賞レースとは無縁だったオースティンのオスカー獲得への期待が一段と高まっている。「第95回アカデミー賞」ノミネーション発表は現地時間今月24日に予定されている。

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