
【エンタメ総合】
矢野未希子“ありのままの姿”を表現 限定1000冊の自費出版写真集「ゼロから形に」

モデル・矢野未希子が、写真家の東京祐と自費出版にて制作した写真集『as is』の表紙とアザーカットを解禁した。さらに写真集発売を記念して、6月20日から25日で写真展を開催することを発表した。
【別カット】毛糸が幻想的…水中での撮影に挑んだ矢野未希子
『as is』は、矢野が、写真家・東京祐と一から共同制作した限定1000冊の自費出版写真集で、タイトルの由来は、”ありのままの自分”。「自然との調和によってありのままの姿に戻っていく。ありのままの姿が美しい。そんな瞬間を表現したかった。」と、自身がタイトルに込めた想いについてコメントしている。
全7回、1年間にわたって行われた撮影は、北海道や、そのほか、大自然の場所を求めて日本全国各地で行われた。約5メートルの毛糸を頭に編み込んだ状態での水中撮影、極寒の雪国での撮影、真夏の砂漠での撮影など、過酷なシチュエーションの中で、矢野自身が“ありのままの姿”を体現するべく自然と向き合いながら撮影に挑んだ。
さらに、さまざまな矢野の表情を表現するため、スタイリストやヘアメイクなど、カメラマン以外のスタッフは毎回異なる方々に手掛けていただくなど、こだわり抜かれた作品となっている。
今回、被写体だけでなく、撮影のテーマやディレクション、進行や写真セレクトなど、すべての制作過程にも関わってきた矢野は「初めての自費出版の写真集で、ゼロから思いっきり自由にやりたいことを形にしたかった。撮影内容はもちろん、本の素材やデザイン一つ一つすべてに、とことん自分の好きを詰め込みました」とコメント。
「今まで、モデルとして紙媒体の仕事にずっと関わってきましたが、撮影以外にも、セレクト、構成、表紙の生地選び、色味、デザイン、タイトル、印刷所に足を運ぶなど、一冊の本が完成するまでにこんなにもたくさんの工程があることを知り、私にとってそのすべてが初めての経験となりました」と制作の裏側や苦労についても明かしている。
写真家の東は「彼女と初めて出会ってからすぐのこと。私は彼女と作品を作ってみたいと思いました。彼女自身の強さ、きれいさ、儚さ、うそがない理想、それと自然との調和。撮影を重ねていく度に、私自身の五感が揺さぶられ、目の前に広がる彼女を写真におさめました」とプロジェクトのきっかけと撮影時の様子を明かしており「時間をかけてあたためてきたこの作品たちを、みていただく事に幸せを感じながら、皆様にも、1人の女性の美しい姿と、私と似たように、なにか揺さぶられる感情を抱ていただくことと期待しております」とコメントを寄せている。
6日間限定で実施される写真展は、ハイブリッドなスペースとして展開されている“Karimoku Commons Tokyo”にて開催。矢野未希子本人が、それぞれの分野で活躍中の建築家・芦沢啓治氏や、香りデザイナー@aroma氏、“菓子屋ここのつ”の溝口実穂氏らと共に、全体のディレクションや内装などすべての細部にこだわりを持って作り上げている。
■写真展
開催日程:6月20日(火)12:00~15:00、6月21日(水)~25日(日)12:00~18:00
開催場所:Karimoku Commons Tokyo(東京都港区西麻布2-22-5)
入場料:無料