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『仮面ライダーガッチャード』ヒロイン・九堂りんねに松本麗世 一緒に変身ごっこしていた兄に自慢「今回は私の勝利!」
『仮面ライダーゼロワン』、『仮面ライダーセイバー』、『仮面ライダーリバイス』、そして現在、物語が佳境に突入している『仮面ライダーギーツ』に続く、「令和仮面ライダー」第5作の『仮面ライダーガッチャード』(毎週日曜 前9:00、9月3日スタート)制作発表会見が9日、オンラインで開催。ヒロインの九堂りんね役を松本麗世(15)が務めることが発表された。
【写真】『ガッチャード』ミニ丈衣装から美脚がちらりな松本麗世
松本は、鹿児島県出身で、ニコプチでモデルを務めていた過去も。宝太郎のクラスメイトで成績優秀、品行方正な深窓の令嬢…というのは仮の姿。その正体は学校の地下に隠された「錬金アカデミー」へ通う錬金術師の少女という役どころとなる。
会見で松本は「りんねは、宝太郎のクラスメイトで成績優秀な女の子。いつもは普通の高校生なんですが、実は錬金術師で錬金アカデミーに通っています」と説明。「一見、ツンツンしていてルールをしっかり守る厳しい女の子ですが心には優しさがあって。実は悩みも抱えています。その悩みは解決するのか、宝太郎とどのように関わっていくのか、ぜひ楽しみに見ていただいきたいです!」と呼びかける。
続けて「初めてのことばかりで、わからないこともたくさんありますが、脚本から大事なことを読み取って、見てくださっている方々に少しでも上手に伝えられるように精いっぱい頑張ります!」と意気込んでいた。
出演が決まった瞬間の思い出を問われると「子どものころから仮面ライダーが大好きで。兄の影響で一緒に見て、『仮面ライダーキバ』と『仮面ライダー電王』のベルトがおうちにあったので、お兄ちゃんとヒーローごっこをしてました」と振り返る。しかし、いつも兄には負けていたそう。「仮面ライダーのオーディションに合格して『今回は私の勝利』と、めちゃくちゃ兄に自慢しました」とにやり。兄からは「先越されたか…」というリアクションがあったことも明かし、「最後は『頑張ってね』とコテコテの鹿児島弁で言われました」と仲良し兄妹エピソードを語っていた。
『仮面ライダーガッチャード』のモチーフは、「錬金術」と「カード」。「錬金術」とは、異なる組み合わせによって“金”を生みだそうとする技術のこと。その神秘的な研究のひとつには、肉体や魂をも対象として“完全な存在”に錬成する試みも含まれていた。そんな錬金術の粋を集めて造られたのが、完全なる人工生命体「人工生命体(モンスター)ケミー」。その数は101体。それらは「ライドケミーカード」というカードに保管されていた。
ところが、慎重に保管されていたはずのカードを飛び出して、一斉に開放されてしまう。偶然、それを目撃した“夢を探し求める高校生”一ノ瀬宝太郎(いちのせ・ほうたろう)は、仮面ライダーガッチャードの変身ベルト「ガッチャードライバー」を託され、放たれたケミーを回収する使命を与えられる。
ケミーは善なる心と響き合えば、人間の仲間となる心強い存在。その証拠に、宝太郎はライドケミーカードをガッチャードライバーに装填することで、ケミーと融合して仮面ライダーガッチャードに変身する。一方で、ケミーは人間の悪意と結合すると怪人・マルガムを生み出してしまう危険もはらんでいる。善と悪、表裏一体の性質を持っている。
そのほか、本島純政(一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード役/18)、藤林泰也(黒鋼スパナ役/24)、安倍乙(銀杏蓮華役/23)、富園力也(鶴原錆丸役/24)、熊木陸斗(ミナト役/33)、南野陽子(一ノ瀬珠美役/56)の出演も発表された。
■九堂りんね(くどう・りんね/17)
宝太郎のクラスメイトで成績優秀、品行方正な深窓の令嬢…というのは仮の姿。その正体は学校の地下に隠された「錬金アカデミー」へ通う錬金術師の少女。
父(九堂風雅)はケミーを研究していた偉大な錬金術師であったが、10年前に学校で管理されていたケミーカードを盗み出した容疑者として、姿をくらましたことから複雑な思いを抱いている。宝太郎がガッチャードになる場面を目撃し、以後は行動を共にするようになる。意外と世間知らずで、規則を守ろうとするあまり融通がきかない一面も。











