【アニメ】
『ゴールデンカムイ』作者・野田サトル氏、急病で新連載が休載 慢性化する痛みの治療&作画クオリティ維持で「休載が増える」

『ドッグスレッド』が休載(画像は作品SNSより)


 人気漫画『ゴールデンカムイ』などで知られる漫画家・野田サトル氏が、急病のため今後、『週刊ヤングジャンプ』で7月より連載中の新連載『ドッグスレッド』は休載が増えることが、作品公式SNS(旧ツイッター)と週刊ヤングジャンプ編集部より発表された。



【画像】アイスホッケー漫画!公開された『ドッグスレッド』の冒頭12ページ



 SNSでは「本日(9/14)発売のYJ42号、『ドッグスレッド』は野田先生急病により休載です」とし、「再開は来週発売号ですが、治療と作品クオリティの維持のため今後休載が増えることになります。皆様、申し訳ありません。益々熱くなっていく『ドッグスレッド』を、今後ともどうぞよろしくお願いいたします」と伝えている。



 また、週刊ヤングジャンプ編集部は読者へ「『ドッグスレッド』ですが、作者・野田サトル先生の上腕二頭筋長頭腱炎の悪化に伴いまして、今号『週刊ヤングジャンプ』42号(9月14日発売)を休載させていただきます」と報告。



 「連載の再開は次号43号(9月21日発売)となりますが、今後は、慢性化する痛みの治療、作画クオリティの維持のため休載が増えることになります」と説明し、「楽しみにしていただいている読者の皆様には、大変申し訳ございませんが、今後とも野田サトル先生および『ドッグスレッド』をどうぞよろしくお願いいたします」と理解を求めた。



 なお、上腕二頭筋長頭腱炎は、上腕前面のちからこぶを作る筋肉の腱。腱の通り道である上腕骨の結節間溝という部分での機械的な刺激により、炎症が生じ、発症。腕を挙げた状態での繰り返しの作業やスポーツが原因となる。(医療法人半田整形外科の公式サイトより)



 連載中の『ドッグスレッド』は、アイスホッケーを題材にした青春ストーリー。気高き北の大地・北海道が舞台で、時代は2010年の平成。フィギュアスケート、全日本ジュニア選手権大会決勝で歴代最高点を叩き出した白川朗(シラカワロウ)は、なぜかその場で突然、大暴れ。優勝できたはずの大会で失格、フィギュア界を永久追放されてしまう。そして「狂犬王子」という異名をつけられたロウが辿り着いたのは、氷都・苫小牧、アイスホッケーの街だった。



  大自然の作り出した天然の池リンク! VS屈強な源間(ゲンマ)兄弟! 前人未到のインターハイ20連覇がかかる狼之神(オイノカミ)高校! そして、強い速い美しい氷上格闘球技・アイスホッケーとの出逢い…改善、成長、進化、全ての挫折を祝福へ変える、超回復の物語が描かれている。



  作者の野田氏は、北海道北広島出身。2003年に漫画家デビューし、2011年から12年にかけて「週刊ヤングジャンプ」で『スピナマラダ!』(全6巻)を連載。その後、2014年から22年にかけて『ゴールデンカムイ』を連載し、「マンガ大賞2016」第1位など多くの漫画賞を受賞して、コミックス累計2400万部を突破する人気作品となった。

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